2014.11.11 [ 味・食文化 ]
人間国宝も絶賛! 開田の蕎麦
農地整備課のU治です。
10月29日に長野市のホクト文化ホールで、落語家で人間国宝の柳家小三治師匠の独演会がありました。
演目は、皆さん御存知の「時そば」でした。
御年75歳になられる師匠ですが、今までで一番美味しかった蕎麦は、30年以上昔に開田高原で食べた蕎麦 だそうで、それこそ大絶賛でした。臨場感たっぷりに蕎麦を食べる仕草に魅了され、居ても立っても居られず、 さっそく行ってきましたよ。開田高原へ。
せっかくの連休なのに、あいにくの雨模様でした。訪れたのは、開田高原のふもと屋さん。 旅館も兼ねた趣のあるたたずまいで、玄関を入ったところに囲炉裏があります。
注文したのは、とうじそば。この色の黒いところが身上です。
少しずつ網に入れて、ちゃっちゃっ。結構楽しめます。
味はどちらかと言うと甘目で、関西からのお客さんの受けも良い様子でした。
最後はご飯と卵を追加しておじやにしました。これがまた美味しいんです。
ふもと屋さんは、「ながの子育て家庭優待パスポート」が使える特典もあり、300円割引して頂きました。 御代は、二人前で2,916円也。もちろん、「時そば」で・・・はなくてちゃんと支払いましたよ。ごまかさずに。
「時そば」には、不景気を嘆く蕎麦屋さんに向かって、
【いつも悪いってことはないよ。悪い事の後には、必ず良い事が有るなんてことも言うしさ。】と、 客の男が語りかける場面がありますが、師匠はこの部分をいつもより誇張して演じてくれました。
願わくば、そうであって欲しいものです。
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