2012.06.26 [ 歴史・祭り・ひと ]
「2012未来世紀につなぐ緑のバトン 育樹祭」(王滝村)
平成24年5月19日(土)、「2012未来世紀へつなぐ緑のバトン」事業が、木曽郡王滝村の、松原スポーツ公園で式典が開催され、濁川沿いの「未来世紀の森」で植樹が行われました。
今年は県内外から約300人の参加があり、霊峰御嶽山を望める恵まれた天気のもと、植樹の他にも、キノコの駒打ちや巣箱作りなどの体験を楽しみました。
開会式(木曽地方事務所 小野副所長挨拶)
濁川沿いの植樹作業
式典会場では、地元の人達による直売やどんぐりの棒パン焼き、鳥の巣箱作りコーナー、しいたけの駒打ち体験、森林鉄道の体験乗車、森林管理署や水資源機構のパネルの展示など、様々なブースがあり、今回、林務課と農地整備課の職員は、しいたけの駒打ち体験係を担当しました。
「緑のバトン」事業は、1984年(昭和59年)に発生した長野県西部地震の影響で、愛知用水の水がめである牧尾ダム上流の荒廃した土地に植樹を行い、木曽川の上下流の連携を深め、水源林の保全を行う事業です。
秋に王滝村で採取したどんぐりの実を、下流域に持ち帰っていただき、それを育てて大きくなった苗木をまた王滝村の未来世紀の森に植樹してもらうということを行っています。
どんぐりの苗木をバトンにたとえ、「緑のバトン」と名づけました。
どんぐりの棒パン焼きコーナー
どんぐりの棒パン焼きコーナーは、子供たちに大人気でした。
シイタケの駒打ち体験
シイタケの駒打ち体験は大人に人気があります。(毎年大きいものが取れると喜ばれています)
巣箱作りコーナー
巣箱作りコーナーでは親子連れで巣箱を作り、会場に金槌の音を響かせていました。
五月晴れで、「新緑」と「残雪の霊峰御嶽山」の相性バッチリ
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