2013.06.22 [ 自然・山・花 ]
ほたる飛び交う頃【井月さんのこころ14】
さて、前回(その13)の嫩(ふたば)軍記の更に続きです。
蓮花(井戸尻史跡公園 1911)
我が子と同じ年頃の敦盛を討ち取った熊谷直実は、都に上ると敦盛の獄門首を盗み取って、荼毘に付し、遺骨を奉じて、法然上人のもとに投じて出家したとのことです。
歌舞伎の世界では、討ち取った首が 実は我が子・小次郎のものであったと ・・・・・・。
六道の何処に咲くか深見草 青巒
辰野ほたる祭 祝辞要旨 6月15日
みなさん、こんにちは。
上伊那地方事務所長のK.Aです。
少しだけアカデミックな話をしたいと思います。
蛍ってなぜ光るんでしょうね。
答えその1 高校時代に生物の三石暉弥先生から教わりました。
長野県で蛍の先生といえば勝野重美先生と並んで有名な方です。
お腹の発光器にあるルシフェリンというたんぱく質がルシフェラーゼという酵素で酸化されて光を出すんですね。
答えその2 求愛のためのコミュニケーションなのだそうです。
空中を飛び回っているのは、ほとんどオス。メスは葉っぱに隠れて気に入ったオスが来るのをじーっと待っているんです。少子化が深刻な最近の人間界とは様子が違いますね。
長野県も新たな5か年計画「しあわせ信州創造プラン」を策定し、いよいよ婚活の支援に直接乗り出すことになりました。御期待ください。
最後3つ目の答え
松尾峡の蛍は、日本中、世界中から見に来ていただいた皆さんのために一生懸命に光っているんです。
そこで、一句。
松尾峡 蛍フェイマスウェルノウン 青巒
MATSUOKYO Fireflies famous well-known SEIRAN
この続きは、来週の「い~な上伊那」ブログをご覧ください。
結びに、辰野町の益々の発展とほたる祭りの成功、皆様方のご健勝を御祈念申し上げ、祝辞としたします。
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