2017.03.14 [ 歴史・祭・暮らし ]
~種田山頭火氏 伊那を訪れる~
こんにちは。
皆さんは種田山頭火(1882-1940)という人をご存知でしょうか。
山口県生まれの、酒と旅を愛した自由律俳句の俳人です。
(※自由律俳句:五七五の定型に縛られず作られた俳句)
『分け入っても分け入っても青い山』
などの句を聞いた方もいるかと思います。
山頭火は漂泊の俳人、井上井月の生き方に心酔しており、
昭和14年5月3日、井月の墓参りのために伊那へやってきました。
↓こちらは伊那市にある、山頭火の来訪について書かれた説明板です。
(場所については地図を参照ください。)
井月と山頭火の楽しげな版画が掲げられていますね。
傍らに山頭火の句碑があり、
『あの水この水の天竜となる水音』 の句が刻まれています。
こちらは、道を挟んで向かい側にある井月の句碑。
『柳から出て行舟の早さかな』 と詠まれています。
伊那市には他にも山頭火の句碑があります。
左下の写真は同市美篶で見つけた『なるほど信濃の月が出てゐる』の句碑。
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