2014.09.24 [ 地域振興局 ]
伊那合同庁舎の耐震改修(その1) ~建築当時の合同庁舎~
地下食堂の厨房です。
新品の厨房機器が並んでいます。
地下の監視室。
空調などを制御する監視盤は、ときどき「骨董品」と言われたりしますが、今も現役で活躍中です。
当時をご存知の方がご覧になったら、とても懐かしい写真なのではないかと思います。
また、現在の合同庁舎しか知らない私にとっては、何か新しい発見をしたような気持ちでこれらの写真を眺めたのでありました。
さて、それから月日が流れ、合同庁舎は今年40周年を迎えます。
この間には、昭和56年度には建築基準法の改正があり、合同庁舎はいわゆる「旧耐震基準による建物」となってしまいました。
また、耐震診断でも「震度6強から7程度の地震が発生した場合には建物が倒壊し、又は、崩壊する危険性がある」との結果となっています。
県では、このような耐震性能が不足する県有施設の耐震化について、整備プログラムを策定して順次耐震化を進めていますが、伊那合同庁舎についても、このプログラムに基づき、今回の耐震改修工事が行われることになったものです。
耐震改修は、合同庁舎の業務を行いながら施工する「居ながら工事」として進められています。
このため、庁舎内の工事箇所は仮間仕切りを設置して、廊下や事務室内を仕切りながらの施工となっています。
(仮間仕切りが設置された状態の税務課事務室)
(仮間仕切りが設置された廊下)
それでは、仮間仕切りの中はどのような状況になっていて、どんな工事が行われているのでしょうか?
しかし、私たち合同庁舎の職員も、なかなか仮間仕切りの中を見ることはありません。
そこで、次回の記事では・・・
9月12日(金)に開催された耐震改修工事の現場研修会において見ることができた仮間仕切りの中の工事の様子をご紹介したいと思います。
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