2025.05.14 [ 地域振興局農業農村支援センター ]
『はな高々い~なプロジェクト』本年度も活動スタート!~県民ホール花展示~
皆さんこんにちは、上伊那農業農村支援センターのあんこです
新年度となり、一ヶ月が過ぎました。心地よい季節となり、目に映る新緑に気持ちもリフレッシュできるような気がします。皆様はいかがですか?
昨年、当センターでは上伊那の花の認知度向上のために「はな高々い~なプロジェクト」を立ち上げました。上伊那合同庁舎の県民ホールで花の展示や、「with 上農!」と題して上伊那農業高校と連携し、花の生産者の農園への視察、生産者や生花店等の花のプロフェッショナルとの意見交換会など行いました。
このうち、合庁の花展示では、昨年上伊那の代表的な花を使い、県民ホールの一角に展示しました。アルストロメリアに始まり、トルコギキョウやリンドウなど、豪華なアレンジでホールを華やかな雰囲気にしていました。
本年度は、よりお手軽便利な、JAのサブスク(一定期間、定額の料金を支払って商品やサービスを利用できるサービス)を利用し、月1回の予定で展示をしていきます。
花束の状態で送られてくるため、花瓶に挿しての展示となります。

初夏を感じさせる清々しい色合いですね
初回の展示花は、上伊那の花の代表格である「アルストロメリア」に加え、「スノーボール」と「デルフィニューム」を使用し、初夏を感じさせる色合いになっています。

JA上伊那さんからの花の説明も使い、展示しています
「アルストロメリア」は上伊那地域での生産が大変盛んですが、日本全国では何位かご存じですか?
実は全国生産量の約30%を占め、一位です!上伊那はアルストロメリアの栽培発祥の地であり、栽培に適した環境が整っていること、日照時間が長いこと、標高が高く涼しい地域であること、関係機関の生産者に対するサポートが充実していることが理由として挙げられます。
上伊那地域のあちらこちらにあるアルストロメリアの温室ハウスでは、約150もの品種が栽培・出荷されているんですよ!

スノーボールは別名「テマリカンボク」です
和名は「百合水仙」と言い、見た目がユリや水仙のようで可憐さがあります。花びらの模様が美しく、カラーバリエーションも多い万能な切り花です。様々なシチュエーションに合わせて演出でき、日持ちも大変よく長く楽しむことができます。
出荷は真冬の12月から本格的に始まり、春まで続きます。
花言葉は花色によりそれぞれ異なりますが、「持続」「未来への憧れ」「エキゾチック」などがあります。花言葉に合わせて贈り物をするのもおすすめです。

今年度も「花プロ」をよろしくお願いいたします!
最近では、地元のスーパーの花売り場でアルストロメリアを見つけると、思わず手に取り、お財布と相談しながら購入し、家でお世話をすることも楽しい時間になっています。
お花から、元気のもとをたくさんもらっているような気がしています
現在県民ホールに飾られている花は、2週間程度は展示できる予定ですので、伊那合同庁舎に来られた際はぜひ、ご覧になってください。
来月は何の花が届くのか、皆さんも楽しみにしてくださると嬉しいです
当プロジェクトを今年度も頑張ってまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします
暮らしに「上伊那」の花を!
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