こんにちは😄
農地整備課のちよちよです。
5月に入り、田んぼの水面に空が映る素晴らしい風景が各地でも見られるようになりました。
本日は、5月9日(金)、飯沼の棚田(中川村)で開催された「棚田パートナーシップ協定(※)」の締結式の様子をお伝えします!
※棚田の保全に取り組む生産者や団体と、企業や学校等が連携して保全活動を進めることを目的に、県機関立会いのもと関係者間で協定を取り交わす取組。
今回の協定は、県内15例目、上伊那管内4例目の締結となります。
上伊那管内では、これまで下記3つの協定が締結されてきました。
〇R6.2.8 【山室の棚田】(株)仙醸×高遠旨い酒研究会×農事組合法人山室(記事はコチラ)
〇R6.4.23 【山室の棚田】(資)宮島酒店×農事組合法人山室(記事はコチラ)
〇R6.10.10【中尾の棚田】信州大学農学部×(株)Wakka Agri(記事はコチラ)
今回は、中川村にある「飯沼の棚田」において、生産基盤や景観の維持・保全を担う「飯沼の棚田地域振興協議会」と、酒米の生産及び日本酒の醸造・販売を担う「伊那食品工業(株)」による協定が、上伊那地域振興局長立会のもと締結されました😆
飯沼の棚田で営農を担うのは「(有)ぱぱな農園」さん。
伊那食品工業(株)のグループ会社で、良質な酒米(美山錦)を生産するとともに、ひまわり等の景観作物の作付を行っています。
そのお米を使って日本酒の醸造を担うのが「米澤酒造(株)」さん。
平成20年から棚田米を使用した純米酒「おたまじゃくし」を醸造しています。
平成26年に、酒づくりの伝統と文化を継承していく体制を再構築するため、伊那食品工業(株)のグループ会社となりました。
「飯沼の棚田地域振興協議会」は、棚田の保全及び棚田地域の持続発展を目的に、令和5年に設立された組織です。
宮下健彦村長が会長を務め、伊那食品工業(株)の塚越英弘社長始め、県や村の関係者、地権者の皆さんが参加しています。
この日は、締結式に先立ち協議会員や地域伊那食品工業(株)の新入社員、地元の小学生の皆さん(総勢約90名!)により田植え作業が行われました。
天気は快晴!…とまではいきませんでしたが、参加者の皆さんは景色を楽しみながら田植えを楽しんでいました😄
作業が一区切りしたところで、締結式が始まりました。
3名とも参加者の皆さんに見守られ、緊張のご様子で協定書に署名をしています・・・
署名を終え、無事協定が締結されました!😊
今回の協定を契機に、飯沼の棚田がさらに盛り上がっていくことを期待します!
県では引き続き関係機関と連携し、棚田の魅力発信に取り組んでまいります!
【この記事に関する問合せ先】
上伊那地域振興局農地整備課
TEL:0265-76-6816
E-mail:kamichi-nochi@pref.nagano.lg.jp
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