2014.07.29 [ 地域振興局 ]
辰野町で松林監視員に委嘱書が交付されました
上伊那地域では、平成7年度に松くい虫被害が確認されて以降、年々、被害が増加していて、辰野町を除く全ての市町村で被害の発生が確認されています。
被害は、平成20年度の6,357m3をピークに、平成24年度には3,853m3と減少傾向にありましたが、平成25年度には被害量は4,582m3と増加してしまいました。
現在、被害が確認されていない辰野町では、マツタケの生産も盛んであり、アカマツ林への松くい虫被害の防止は大きな課題となっています。
7月11日(金)には、辰野町役場で松林監視員打合せ会議が行われました。
会議では、上伊那地域の被害の状況などが説明され、監視員の皆さんから、防除対策の実施に対する質問や監視体制の在り方などについて活発な意見が出されました。
この日、9名の監視員の皆さんに委嘱書が交付され、辰野町を9地区に分けて、それぞれの担当地区の監視を行っていくことも確認されました。
松くい虫被害拡大を防止するうえで、被害木の早期発見が重要であり、監視員の皆さんを中心として監視体制の強化や近隣市町村での防除対策により、辰野町での被害発生を阻止して行きたいと考えています。
上伊那地方事務所林務課からのレポートでした。
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