2018.01.30 [ 地域振興局 ]
治山現場レポート(大清水川)② ~着手から本体打ち上げまで~
試験の結果、十分な支持力があることを確認できたので、次の工程へ進むよう指示しました。
~12月1日~
コンクリートを流し込むための型枠検査を行いました。
型枠にも種類がいくつかありますが、今回の現場では木材利用を図るため、県産材合板を使った型枠と、丸太を使った型枠の2種類を使用します。
合板の型枠(下流側)は、コンクリートを打設し、養生期間(コンクリートが固まる期間)を経て、最終的には取り外します。
一方で丸太の型枠(上流側)は、作業中に土砂の崩落等の危険があるため、作業員の方が被災しないために、取り外し不要な型枠となっています。
(写真上側が合板型枠、下側が丸太型枠)
型枠が組みあがると、いよいよコンクリートを打設し、えん堤本体を形作っていきます
~1月16日~
本体が打ちあがりました~~
ここまでできあがると、皆さんも山の中で一度は見たことがあるようなえん堤となります。
しかし、これで完成というわけではなく、掘った土砂を埋め戻したりする作業が残っています。
最後まで気を抜かずに作業を進めていくので、完成まで今しばらくお待ちください
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