2016.08.09 [ 歴史・祭・暮らし ]
上伊那出身の探偵小説作家の本を読む
こんにちは。
先日『長野県上伊那誌』を読んでいたところ、
上伊那出身で、大正から昭和にかけ探偵小説作家として活躍していた人がいたことを知りました。
大下 宇陀児(おおした うだる)さん(1896-1966)と言う方です。
中箕輪村(現箕輪町)の出身で、
勤務先の同僚で探偵小説作家だった甲賀三郎氏の影響を受けて探偵小説を書き始め、
1925年にデビュー。
江戸川乱歩氏、甲賀三郎氏と並ぶ人気作家だったとのことです。
作品としては『市街自動車』『阿片夫人』『蛭川博士』等。
なんか面白そうなタイトルではないですか!
ミステリ好きの自分としては放っておけません。
早速、図書館へ行って検索してみます。
残念ながら、上記の本はありませんでしたが、
『少年小説体系』第27巻に収められた同氏作の短編「ダイヤの行方」を読んでみました。
冒頭のストーリーを少し紹介しますと・・・
(楽しみがなくなるという方は読み飛ばしてくださいね。)
主人公の少年は、ある日道端でがま口を拾います。
近くで物を探している老人がいたので声をかけると
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