2015.06.16 [ 地域振興局 ]
東京都立葛飾野高校の森林保全奉仕合宿2015
ヘルメットとノコギリを装備して全員で林の中に移動します。
上伊那地方事務所 林務課の塚平係長が、獣害を防ぐための森林の緩衝帯整備の大切さを伝えます。
いよいよ24班に分かれて除伐作業開始です!
実は作業場所にはヤマウルシが紛れていました。ウルシや虫に慣れていない高校生たちは、注意を聞いておっかなびっくり。
なかなか森の中に入れず、歩道の近くから慎重に雑木を切っていきます。
それでも高校生の順応性は高い!時間が経つほどに森に慣れてどんどん雑木を刈っていきます。
ノコギリの扱いもお手の物。
「先生っ!切り足りないから、このデカいの切っていいですか!?」
根元の直径が10cmはある大きな木にも果敢に挑戦していきます。なかなか倒れないけど、みんなで協力して伐採。
枝打ちと玉切りをして、整地まで行いました。
途中一回の休憩をはさんで作業をし、夕方には無事終了。午後だけの短い時間でしたが、全身で森の環境や仕事を感じてもらえました。
森の中もとてもすっきりとして、緩衝帯としての森林が見事に出来上がりました。緩衝帯整備の意義はしっかり伝わったようです。
名残惜しそうに森を後にする姿が印象的でした。
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