2014.02.12 [ 地域振興局 ]
「い~な 上伊那 地域づくりフォーラム」を開催しました!
後半は、「飯田線を活かしたまちづくり」をテーマとしたシンポジウムを開催しました。
最初に、長野県、市町村、上伊那広域連合の職員による政策研究グループの「チームΩ(オメガ)」の皆さんが「飯田線今昔」と題し、飯田線の歴史などについての説明をしました。
その後、長野工業高等専門学校環境都市工学科の柳澤吉保教授から、「飯田線を活かした元気なまちづくり -かみいなの魅力ある地域づくりを支える飯田線を目指して-」と題し、講演をしていただきました。
柳澤教授からは、「飯田線の現状」、「鉄道の役割」などの話や、「鉄道をまちづくりに活かした事例」など全国各地の様々な事例をご紹介いただきました。更に「鉄道存続が目的ではなく、地域づくりのために鉄路をツールとして活かす」ことや、「支援団体・行政・交通事業者・沿線関係団体が対等な立場で協力・役割分担し、利用促進策を実行するための運営協議会の組織化・情報共有化」などを提案していただきました。
その後、「~まちのにぎわいは駅舎から~ 飯田線をみんなで考えよう!」をテーマにして、伊那市、駒ヶ根市、箕輪町、飯島町において、駅舎等を活かしたまちづくりを検討されている方々をパネリストとしてお招きし、パネルディスカッションを行いました。
パネリストからは、以下の内容などの事例発表をしていただきました。
平澤泰斗 氏
(伊那市:伊那金属工業㈱代表取締役、飯田線駅利活用ワークショップ参加者。)
事例:「沢渡駅での伊那西高校生徒の皆さんとの清掃活動について」など。
小川智道 氏
(伊那市:伊那弥生ヶ丘高等学校教員、飯田線駅利活用ワークショップ参加者。)
事例:「上伊那観光連盟主催のイベント列車コンテストに採用された『伊那谷アドベンチャートレイン』の企画団体『ゆるっと赤シャツワークショップ』の活動について」など
小平操 氏
(駒ヶ根市:駒ヶ根市総務部企画課長)
事例:「駒ヶ根市の市民サービスコーナーを駅舎に移したことや、平成26年度の駒ヶ根4駅の100周年に向けた取り組みについて」など。
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