い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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西岸寺(せいがんじ)~伊那七福神の恵比寿様が祀られています~

 7月某日晴れ渡る空のもと!?(実は…とても猛暑でした。) 上伊那郡飯島町の「西岸寺」へ取材に行ってきました。西岸寺には、伊那七福神の恵比寿様が祀られており、大変縁起のよいお寺です。
 
下の写真は、「黒松」です。潮風に強く、海岸域の防風林などとして植栽されることが多いようです。樹木の表面がゴツゴツした感じで、取材者もあまり見たことがない松でした。(参道から山門に向かう途中にあり、存在感をしめしていますよ。)
大変立派な松ですので、見たことがない方はぜひ一度見てみる価値があるかと思います。
 
CIMG2093

    (推定樹齢200年)

 次の写真は「西岸寺鐘楼」です。

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1863年(文久3)に建設されました。
高さ10.3m、間口6.3m、奥行6.3m、木造2階建、1863年(文久3)に建てられた鐘楼です。2階建てということもあって、風格を感じる建物です。「鐘楼」ですので、無論のこと梵鐘がついておりますが、現在使用されている物は、第二次世界大戦後に新たに作られた物です。(以前使用していたものは、戦争時に供出させられたとのこと。)取材時には、梵鐘まで見てこれませんでしたが、書や風景などが施されており、芸術性豊かなつくりになっているとのことです。

西岸寺を創建したとされる大覚禅師。その大覚禅師の木造倚像(像高101センチ)が安置されています。その時代を偲ぶ多くの長野県宝が保管されている「西岸寺」一度お出かけしてみてはいかがでしょうか。

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