最後に再び全員が集まったクローズドセッション、グループに分かれてそれぞれ参加した講座について報告し合いました。フィリピン・ミンダナオ島の紛争の背景と平和構築活動、タンザニアの小規模で家族のような孤児院をつくる活動、国際ＮＧＯによる東日本大震災支援、カンボジアで紙漉きの技術によりバナナの茎を紙に再生する須坂園芸高校の取り組み・・・等々初めて聞く内容に、目を見開かされました。

一緒のグループになった信州大、清泉女学院短大、伊那北高の皆さん（たまたま学生の方ばかりでした）。ほんのわずかな時間でしたが、若者ならではの世界の事を知りたい、関わりたい、という熱い想いの発言を聞かせていただき、おじさん、感動！！！でした。ありがとうございます。「皆さん、よき人生を！」

（右手にもう一人居らしたはずなのに・・・スミマセン）

施設内にはこうした写真や資料がたくさん掲示されていました。

今回のセミナー等で、ＪＩＣＡが、開発途上国や多文化への関心を拓く貴重な「世界への窓」であること、そして草の根の国際協力の実践とネットワークの場であることが理解できました。そして、立地する上伊那地域にとって個性であり財産であると思いました（まちが世界中とつながっているってステキです）。見学希望等関心のある方、支援をされたい方はＪＩＣＡ駒ヶ根（電話　0265 (82) 6151）、駒ヶ根協力隊を育てる会（市企画課内　電話 0265 (83) 2111）まで。

【ＪＩＣＡ駒ヶ根の場所】