2017.01.27 [ 歴史・祭・暮らし ]
~上伊那の侍のお話~
こんにちは。
先日、黒澤明監督『七人の侍』を見ました。面白かったです(ˆˆ)
そこで上伊那にも侍に関する話がないか調べてみました。
2つご紹介しましょう。
天保(1830~1840)の始めのある夜。場所:高遠城。
高遠藩士伊澤文谷は、同僚と高遠城近辺の見回りをしていたところ
怪しげな男が立っているのを見つける。
「何者だ」と呼び止めると、その男は
「われは川地洋蔵なり!」
と言って刀を抜き、斬りかかってきた。
同僚は逃げるが、
文谷は戦い、肩に傷を負う。
出血がひどかったが、賊を数町(1町は約109m)追跡、相手は逃げ去った。
後に、賊は武勇のきこえある川地の名を騙った偽者であることがわかり、
文谷は賞せられた。
この伊澤文谷氏が
上伊那出身の教育者伊澤修二氏の父親です。
下の写真は伊澤修二氏の生家すなわち伊澤文谷氏の家です。
夜桜(高遠城)の写真は同僚のK.N氏より提供いただきました。感謝です。
(この出来事が春であったかは不明です。 イメージ写真ということでご了承くださいm(_ _)m)
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