2016.10.31 [ 歴史・祭・暮らし ]
魅力満載のローカル線!!飯田線~箕輪町編「伊那松島駅」
駅の北側にJR東海 伊那松島運輸機関区に併設された車両基地がありましたが、昭和58年に車両の配置が豊橋機関区に集約され、現在、ここから発車する電車の留置施設となっています。(昔の面影で何本も側線があります。)
伊那電気鉄道㈱時代、旅客駅と同時に、松島工場を設け、列車や機関車の修理を行っていたほか、列車に限らず、鉄橋や鉄桁、鐘楼、街灯、車輪、車軸、その他鉄道用品など様々なものをこの松島工場で製作していたそうです。
伊那電気鉄道が国有化されて飯田線では、東京や大阪地区で使用されていた旧型電車が回されてきて、若干の改造が施され走っていたことから、飯田線は旧型の国電とともに古い電気機関車の宝庫とされていました。特に人気の高いED19は、今でも箕輪町郷土博物館前に展示されています。
このED19型は、東海道線電化用に米囗ウエスチングハウス社から6両輸入された汽客車ED53型で、うち2両がお召列車専用機となったが、後に貨物機に改造されED19型と改称。この機関車は1号機とされています。
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