2016.08.09 [ 歴史・祭・暮らし ]
上伊那出身の探偵小説作家の本を読む
「私のものだ」と言うのでがま口を渡しますが、
直後に怪しい風貌の若い男が現れ・・・!
と言った感じの、ドキドキする展開で懐かしい香りのする好編でした(ˆˆ)
(併せて書きますと、同じ本に収録された三津木春影氏作「暗黒灯台の秘密」、
甲賀三郎氏作「正太郎の手柄」もなかなか面白かったです。
ちなみに、三津木春影氏も上伊那(伊那村、現伊那市)出身の作家です。)
下の写真はアマゾンで購入した大下氏著『金色藻』。
読み始めたばかりですが、長く楽しめそうです
上伊那地域魅力発掘探検隊ZTでした。
【おまけ】
『長野県上伊那誌』には他にも興味深い話が載っています。例えば・・・
NHK大河ドラマ「真田丸」で、
北条方と真田方が、秀吉の前で沼田領の所有を巡って論争した回を覚えておいででしょうか?
結果、沼田領の2/3が北条氏、1/3が真田氏の領地となりました。
ドラマの中で、石田三成が「沼田の地を譲れば替わりの地を与える」旨のことを言っていましたが、
実は、真田氏に代替地として与えられたのが伊那郡箕輪だったんですね。
(その後、北条氏が滅んだため、沼田領は真田氏のものになります。
それに伴い、真田氏は箕輪から引き上げたため、真田氏の箕輪支配は9ヶ月ほどでした。)
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