い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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魅力満載のローカル線!!飯田線~駒ケ根市編「小町屋駅」

探検隊のOTです。

この駅は、県立赤穂高校の玄関駅となっているほか、駒ケ根市役所の最寄り駅で、1日平均乗車人数は、駒ケ根駅より多くなっています。

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<小町屋駅基本データ>

・無人駅

・ホーム 1面1線

・標高 672m

・開業 大正3年12月

・一日平均乗車人数 688人(平成25年度)

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この小町屋駅は、以前は、現在のホームの反対側、西側にホームがありました。(下の写真の線路左側の道路との間が旧ホーム跡になります。)

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赤穂高校は線路の東側、国道153号バイパスの先にあるため、生徒はホーム脇にある小町屋踏切を通り通学していました。

遮断機が下りると踏切を渡ることがでず、踏切からホームまで生徒で混雑し、電車から降りることができない生徒もいて、しばしば電車が遅延する原因となっていたそうです。

(下の写真は、旧ホームを降りた当たりから撮ったものです。すぐ道路なので遮断機で学生で詰まってしまいます。)

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線路の東側地区の大規模な土地区画整理事業が行われ、平成20年、現在の線路東側に駅前ロータリーや公衆トイレが整備されるとともに、ホームと待合室が東側に移設され、混雑の解消が図られました。(道路も広くなりました。)

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前回紹介した伊那福岡駅を出発した電車は、ほぼ直線で進んでいきますが、途中の上穂沢川の谷を渡るために下り、川を渡ると短距離ですが33‰の急勾配を上って、小町屋駅に到着します(下右側)。

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(稲荷山と聖高原間(篠ノ井線)は25‰が12.6km続くということですから、急坂のイメージを想像してください。)

 

前回の伊那福岡駅編に登場したご老人の話では、このあたりのレールの長さは20mです。(測ったわけではありませんが)。

皆さんが電車を表現するとき、「ガッタンゴットン、ガッタンゴットン」といいませんか。

(電車だと「トトッントトン、トトッントトン」???)これは、レールの継ぎ目を通過するときの振動の音から表現したものです。通常、レールの長さは25mを定尺といい、標準とされています。しかし、新幹線などは走行の安定性や騒音防止などから200mのものが使われています。新幹線の線路は10年程度で定期的に交換されているようですが、この東海道新幹線の使用済みレールを切断し、20mレールとして飯田線で使用しているそうです。従って、快速みすずに乗って長野へ行く方は、飯田線と篠ノ井線でリズムの違いを感じてみてください。

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