会場の歌宿からは、正面に鋸岳(のこぎりだけ、標高2,685m)が見えます。
その名のとおりギザギザの形をしている鋸岳は、南アルプスの北端に位置し、駿河湾に注ぐ富士川の源となっています。近くの甲斐駒ヶ岳(東駒ヶ岳、標高2,967 m)や仙丈ヶ岳(標高3,033 m)ほど有名ではありませんが、登るには技術を要する山だそうです(日本二百名山には入っています)。
約1,500万年前に(って見当もつきませんが)、甲斐駒・鳳凰(ほうおう)花崗(こう)岩のマグマの熱で焼かれてできた堅い岩石からなる山で、断層などの割れ目が多いため、このような形をしているとのことです。
昨年に比べると、鋸岳にも会場にも残雪が少ないようです。
(H26年の開山祭)
終了後には、地元「イーナちゃんカルテット」による弦楽四重奏がありました。
「信濃の国」や「「故郷」が山あいに広がりました。
ちなみに昨年は、地元長谷中学生による「南アルプス太鼓」でした(今年は修学旅行中とのこと)。
車窓から仙丈ヶ岳を振り返りながら下山です。
平成25年観光地利用者統計によりますと、「南アルプス北部・分杭峠」には年間約8万6千人のお客様が訪れ、観光消費額は4億円以上でした。
林道バスの運行については、伊那市のページ(南アルプス林道バス時刻表・運賃)を御確認ください。http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html
おっと、帰りに、道の駅「南アルプスむら長谷」(伊那市長谷非持1400)に寄っていくことも忘れずに・・。
人気のクロワッサンは予約できます。(TEL0265-98-2968)
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