2018.07.09 [ 上伊那の高校生が選ぶ「読書大賞」 ]
″上伊那の高校生が選ぶ「読書大賞」″とは?
゛上伊那の高校生が選ぶ「読書大賞」”は、本を媒介にして、高校生の「読む」
「書く」 「聞く」 「話す」 を鍛え、輪を広げることを目的として
2009年より始まりました。
参考にしたのはフランスの「高校生ゴンクール賞」です(1988年創設:注1)。
ゴンクール賞自体はフランスで最も権威のある文学賞のひとつで、日本で言えば
芥川賞にあたります。高校生ゴンクール賞は本家ゴンクール賞候補の中から高校
生が独自に受賞作を選びます。
゛上伊那の高校生が選ぶ「読書大賞」”では、この企画をより身近に感じられる
ように生徒が候補作を推薦しています。テーマがあった方が候補作をあげやすい
ということで、毎年テーマを決めています。
夏と冬に行われる生徒研究会(図書委員を中心とした生徒の交流会)でポスター
や候補作を決めたり、座談会を行って大賞を決定したりしています。
(注1)高校生ゴンクール賞に興味のある方は、辻由美『読書教育:フランスの
活気ある現場から』みすず書房(2008年刊)をご参照ください。
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