2013.06.04 [ 伊那建設事務所 ]
春の河川一斉パトロール
家庭ゴミでも不法投棄物であれば法律により罰せられます。個人では5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金またはこの両方が科せられます。
生ごみや農薬の袋は水を汚し、魚が住めない川にします。小さな投棄物でも川をせき止める原因にもなります。
川はみんなのものです。誰かが片づけれくれるだろう、誰にも見られないだろうという気持ちでは、川は汚くなるばかりです。
河川に関係する仕事をして、私はあることに気がつきました。
それは”ゴミがゴミを呼ぶ”ということです。人目に付かない上流や広い河川敷など捨てる場所は様々ですが、ゴミが既に捨ててある場所には新たにゴミが増える傾向があります。
もしかしたら、既に捨ててあるからということで罪悪感が薄まるのかもしれません。
しかし、河川にゴミを捨てる行為は不法投棄であり、許されるものではありません。
さらに、河川愛護団体を始めとする河川をきれいにしようとしている方の気持ちを踏みにじってしまうのもです。
人目につかない場所での不法投棄物を回収している様子。引き上げるには人手と時間が掛かり、場所によっては危険を伴います。
開けた場所での不法投棄物を回収している様子
上伊那地域は県が管理している河川だけで100本以上あり、今回、回収した投棄物はその一部に過ぎませんが河川のパトロールを続け、不法投棄の実態を把握し、公表することで少しでも川を大切にする方が増えることにつながれば幸いです。
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