2013.12.18　［伊那建設事務所］

道路整備事業（観光地対策）の２例を紹介します

　伊那建設事務所のYYです。
　長野県では、県民の安全・安心な生活基盤を確保するために、常日頃から快適で安全・安心な道路の改築・改良に努めています。
　特に長野県は観光県でもあり、県外からのお客様が快適かつ安全にドライブできるように、観光地へ通じる道路の改築・改良を実施しています。
　今回は、伊那建設事務所で実施している観光スポットに通じる道路の改築現場について、２つの例をご紹介いたします。
　１つ目は、年間30万人を超える観光客が訪れる「中央アルプス駒ヶ岳」に通じる唯一の道路である（主）駒ヶ根駒ヶ岳公園線についてです。
　今までも対策を行ってきましたが、道幅が狭く急勾配の山岳道路であるため、斜面の石が道路面や通行車両に落ちる危険があります。
　さらに安全で快適な交通を確保するため、落石・崩壊危険箇所に対策工を実施しています。
　

　
　
　２つ目は、ゼロ磁場という特殊な環境にあり、パワースポットとして有名になっている分杭峠に通じる、国道152号についてです。
　分杭峠の近くは、道路が狭く自動車のすれ違いがうまくできません。
　そこで所々に待避所を設置して、快適な運転ができるように計画しています。
　また、路肩が崩れているところがあるので、路肩を工事して道路幅員を広くし、安全で安心できる道路整備を行っています。