い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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上伊那の温泉!~早太郎温泉と早太郎~

早太郎温泉にはこまくさの湯さんのほかにも日帰りで温泉が楽しめる施設が2箇所、旅館やホテルが9箇所あります。詳しくはこちらをご覧ください(早太郎温泉のホームページへリンク)

そんな早太郎温泉ですが、その名前は早太郎という名の犬の伝説に由来します。
その伝説とは・・・

その昔、早太郎という名前の、強く足の速い山犬が今の早太郎温泉の近くのお寺におりました。
同じころ遠州見附(今の静岡県磐田市)では祭りの夜に神様に村の娘をささげるという人身御供の風習がありました。
旅のお坊さんが「神様がそんなひどいことをするわけがない」と思い、その祭りの夜に様子を伺うと一匹の老ヒヒが現れ、「今宵、この場に居るまいな。早太郎は居るまいな。信州信濃の早太郎。早太郎には知られるな」といいながら娘をさらって行きました。
お坊さんは信州へと向かい、ついに早太郎を見つけ、ともに遠州へと戻りました。
そこで早太郎は見事老ヒヒを退治し村の人々を救いましたが、お寺に戻ると老ヒヒとの戦いでの傷がもとで息を引き取ってしまいました・・・。

その早太郎にあやかって早太郎温泉は名付けられたとのことです。そしてその早太郎がいたといわれるのが以前このブログでもご紹介した、長野県屈指の大寺である古刹、宝積山光前寺です。


写真は光前寺

光前寺には早太郎のお墓があり、早太郎の銅像も建てられています。


写真は早太郎のお墓


写真左は三重塔と早太郎の像。右前が早太郎の像、左奥は県宝の三重塔です。
写真右は早太郎の木像


写真は早太郎みくじ
こんなかわいいおみくじも販売されています。ブログ冒頭の写真も早太郎みくじです。

光前寺では現在、午年のみ公開される寺宝の馬頭観音像を庭園拝観の中で公開しています。(庭園拝観は有料(1人500円))
2月末までの公開ですので、お早めにご覧ください。

こまくさの湯(ホームページへリンク)
駒ヶ根市赤穂759-4
電話 0265-81-8100 
入浴料 大人 600円(4月より消費税率変更のため610円に改定予定)
    小人 300円

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