い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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『上伊那農業の底力』 地域農業を支える偉大な功労者【その1】

月誉平は「雉が啼く丘」と言われる豊かな自然環境です!

 荒廃化した農地を再生し、個人で管理するのは難しいので新たに法人組織
を立ち上げ、栽培品目は県外から誘致した栗加工事業者の協力のもと、町が
奨める省力的で有利販売ができる「栗」を選んだそうです。

 【栗を植える前の荒廃した農地】

【栗を植え整備した後の農地】

 「桃栗3年、柿8年」のとおり、栗が収穫でき始めるまでには苗木を植えて
から3年余が必要なので、その間は国の助成制度を活用して栗の木の間
に「そば」を作付し、法人の収益を確保する等の努力もされたとお聞きしま
した。

栗の間に「そば」を植えて1年目の状況です!

栗の間に「そば」を植えて3年目。栗も大きく育ってます!

「そば」は地元の農業生産法人のコンバインで収穫されます。

 受賞報告会では「いいじま手打ち蕎麦の会」の皆様が栽培されたそば粉で
打った御蕎麦を振る舞っていただきました。
(実は私、そばアレルギーのため当日は食しておりません・・・残念)

 こうした活動の中で、県知事賞を受賞した理由は前述の遊休農地の再生・
発生防止や地域外の企業と連携した6次産業化への取組みに加え、法人
立ち上げによる雇用機会の創出、栗以外にも唐辛子など新たな地域振興
作物への挑戦など
  ①自主性・主体性のある取り組み
  ②農業振興や地域の活性化が図られている
  ③活動の継続性・発展性があり、波及効果が認められる
といった点が評価され、県知事賞の褒賞に至ったそうです。

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