2016.04.13 [ 食・農・旅 ]
桜見ながら月日夜さんのパン
上伊那地域魅力発掘探検隊の隊員歴4年目に突入のrosaです。
新年度がスタートして、そろそろ2週間。みなさま、いかがお過ごしですか?
伊那合同庁舎の周辺にはランチができるお店がたくさんあって、お昼は何にしようかと迷いますが、今回はおいしいパンを求めて、合庁の真後ろにある老舗のパン屋さん「月日夜(つきひや)」ベーカリーへ。
お店に入ると、ショーケースに様々なパンがズラリと並んでいます。この、ショーケースの前で、どれにしようかな~?と迷う時間が、また、楽しいのですよね~。
お店の右半分はパンのコーナー魔女の宅急便のパン屋さんみたい!?
カウンターの上にも、手作りのサンドイッチや、甘党にはたまらないミルフィーユ・パン、そして、何度食べても飽きのこない絶妙な塩加減のピーナツサンドが。カウンター横にはジャムやクッキーと、もう釘づけです!
左半分は、ケーキのコーナーになってます。
ガラスケースの中には、アップルパイにチョコレートケーキ、スイートポテトにレーズンサンド・・・。
昔からの定番スイーツを堅実に、かつ、丁寧に作られている、月日夜さんの心意気が伝わってくる美しいケーキたち。一つ一つが輝いて見えます。子どもの頃に憧れた、あの懐かしい味がここにあります!
ショーケースに目を奪われている間にも、次々とお客さんがやってきます。カウンター上には、お取り置きの袋が並んでいて、人気なんですね。夕方には部活帰りの高校生の姿も。
いつも笑顔で声をかけてくださる、上品なお店のマダム。今まで聞きそびれていた疑問を、今日は思い切って。
「どうして、月日夜っていう名前なんですか?」
突然の失礼な質問にも関わらず、笑顔で答えてくださいました。昭和23年に開業された先代さんが、「万物の霊長は夜に成長する」という縁起のよい言葉から、お店の発展を願って「月日夜」と命名されたのだそうです。
以前はお店のトレードマークとして、看板に月と日の絵が描いてあったのだとか。
残念ながら現在の看板にはありませんが、パンを入れてくださる袋には、確かに月と日のマークが!月はパン職人の旦那様、日は奥様でしょうか。月も日もニコリと優しく微笑んでいます。
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