2018.09.11 [ 林務課 ]
治山のいろは~災害現場の移り変わり~
どうも!森暮らしのねってぃです!!
今日は、過去に災害が起きた場所が現在どのようになったか紹介するよ!
ここは上田市の腰越地区 国道254号
平成28年度の台風7号豪雨により、写真左側の山腹斜面が崩壊し、土砂及び流木が国道254号に流出したんだ。
24時間で149mmも雨が降ったんだよ。
上田市の年間平均降水量は900mm前後なため、たった一日で年間に降る雨の1/6も降ったことになるね。
写真のように不安定な土砂があり、このままだと再び土砂流出と拡大崩壊する恐れがあるため、
土留工(どどめこう:土砂の移動を抑える壁のようなもの)と
植生を回復するために
伏工(ふせこう:表土が流出しないように表面を植生シート等で覆う。この現場では植生シートに種子と肥料がついている)
の施工を行ったんだ。
では災害直後から現在に至るまでの様子をもっと詳しく見てみよう!
これは災害直後の写真!(平成28年8月撮影)
表土は剥がれ、今にでも拡大崩壊して土砂が落ちてきそうだね………
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