上小地方事務所のT-BOXです。「世界で唯一栽培」、「40ヘクタールを越える畑で生産する青木村限定の特産品」、「長野県農業試験場で開発された新品種」、「村が石臼製粉機を導入した期待のブランド」など村の熱い思いが込められた栽培そばの「タチアカネ」。コシがあって、甘味があり、素朴ながらも風味豊かで、そば好きが認める正統派のおいしいそばです。タチアカネの「タチ」は、雨風に強く倒れにくいことから「タチ」と名付け、「アカネ」は秋に赤い実をつけた可憐な白い花を咲かすことから、その果皮の色に因んで「アカネ」と命名したそうですが、食べてよし、見てよし、作ってよしという「三方よし」の優れものです。そんな青木村産のタチアカネでこの度、本格そば焼酎をつくってしまったとのことで、1月22日、道の駅あおき「こまゆみ食堂」でお披露目会が行われました。発売されるそば焼酎の商品名は「たち茜」。タチアカネそばのブランド化、6次産業化への期待を担います。
まず、北村村長が、「村で栽培、加工するタチアカネを、川上から川下までどうやって広げていくかが課題。それぞれの立場でPRしてほしい。村の特産品にしていきたい。」と挨拶。
清水県議の発声で乾杯の後、参加者の皆さんからそれぞれ感想など、ショートスピーチが行われました。「口当たりが柔らか」、「爽やかな味わいがある」、「飲みやすく他の焼酎とは違う風味がある」などと評判は上々。また、見返りの塔といわれる国宝大法寺三重塔や子檀嶺岳(こまゆみだけ)が描かれたラベルは地域おこし協力隊の方が作ったとのことで、村の美しさ、温かなぬくもりや優しさがほのぼのと表現されています。お披露目会では、タチアカネの「盛りそば」も用意され、そばと焼酎のタチアカネ三昧に、出席者一同大満足。北村村長からは、「そば焼酎は、そば湯で割るとおいしい」と飲み方の指南までしていただきました。まろやかになり、本当に何杯でもいけそうです。そば焼酎「たち茜」は1,500円(税別)。今後、道の駅あおきや村内酒販店、コンビニ等で販売されるほか、食堂、居酒屋等で供されます。青木村が生んだ世界唯一のタチアカネの本格そば焼酎「たち茜」。青木村ブランドとして大きく成長していくことを期待したいと思います。
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