じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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ラグビーの聖地・菅平~上田さんと物語(その2)~

今回の「さんと」は、音つながりのサント→セント→St.(=Saint)から聖、つまり聖地のご紹介です。

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菅平(すがだいら)のサニアパークへ、早稲田大学と法政大学の練習試合を見に行ってきました。ユーミンのノーサイド以来のラグビーファンのR生ですが、夏に菅平で見るのは初めてでした。その印象は、「ガシッ!」と響く鈍く重い音でした。骨と骨、筋肉と筋肉とがぶつかり合うこの音は、公式戦の試合場ライブでもテレビ中継でも拾えないものです。グラウンドとスタンドがとても近いからでしょう。あとは、抜け出すときの一瞬の足の圧倒的なスピードや、ラインアウトのボールキャッチの高さも凄かったです。また、監督やコーチの叱咤激励も、勝負にこだわるというよりも、サインプレーなどで練習の成果が出たかどうかという観点があったりして、とても興味を引くものでした。

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白のジャージの早稲田大学は関東大学対抗戦、橙のジャージの法政大学は関東大学リーグ戦という別のリーグに属しているので、年末の大学選手権○○決勝になるかもしれない前哨戦を今の時点で見ることができたのはラッキーでした。これは菅平がラグビーの夏合宿の聖地であり、全国の強豪チームが練習相手を求めてこの地に集まって来るので、実戦確認のための練習試合を集中的に行うことのできる国内の唯一の場所になっているからです。菅平に来なくては自他の正確なチェックができないので、秋からの公式戦を戦えないとも言われます。学校や企業の施設のある別の場所で夏合宿の前半を行っても、仕上げは菅平で練習試合のために合宿をするチームも多くなりました。8月中旬になると強豪同士のカードも増え、広い菅平のあちらこちらでテストマッチが行われます。

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菅平の魅力は、標高1300mで北海道並みの涼しさやカラっとして雨の少ない気候条件のほか、大都市圏からの時間距離の近さもあるでしょうが、菅平全体で109面もあるラグビー場のほとんどを、ラガーマンたちの定宿の旅館・ホテルが自前で用意しているという受入態勢の賜物だと思います。点在するラグビー場の間には一面に高原野菜の畑が広がっていますから、きっと毎食レタスの食べ放題でカラダを冷やし、体調を整えてくれるのでしょう。選手の皆さんには、鍛えに鍛えた菅平での思いを全て出し切って、ケガすることなく秋からの公式戦を乗り切ってほしいと思います。

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ラグビーの聖地と言えば、国立(国立競技場)、花園(近鉄花園ラグビー場)、秩父宮(秩父宮ラグビー場)などが挙がるでしょうが、これらは秋冬季トップシーズンのスタジアムであり、夏の聖地は菅平しかないと身びいきしています。菅平の各グラウンドには通し番号が付いているので地図を頼りに迷わずに行けますが、駐車場がないところもありますので、「観戦」ツアーには事前にお確かめください。

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ある大学ラグビー部のブログを見ていたら、「下山後に(大学のグラウンドで)再調整して秋の公式戦に備える」といった表記がありました。そうか、菅平は「山」だったのかと再認識しました。四阿山や根子岳はともかく、ラグビー場やレタス畑は盆地にあるので、都会っ子にも高原と映るかと思っていましたが、標高1300mなので山ですよね。上田市街地からでさえ800m以上も登ったのですから、下山ですよね。ラグビーの聖地である菅平を擁する「さんと上田」は、聖都上田でもありました。(菅平は上信越高原国立公園の主要観光地の一つで、開発行為の規制がかかっており、その事務を環境課で行っています。)

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