じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

雪害を乗り越えて “実りの秋”

はじめまして、農政課のMです。
天候不順の影響でしょうか、めっきり涼しくなりました。

気が付けば、季節は秋。秋といえば、芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋 ・・・・ etc
そして、“実りの秋”というのもあります。

今年は2月の大雪で大きな農業被害が発生し、無事に“実りの秋”を迎えられるか、心配されました。
でも、その後の農家や関係者の努力が”実り”、文字どおり、今年も“実りの秋”を迎えられそうです。

“お米”
水稲栽培は、4月の種まき作業に始まり引き続きハウスで苗づくりが行われますが、本年2月、突然の大雪により苗を生産する予定だったハウスが多数倒壊してしまい、田植えに必要な苗を十分確保できるか心配されました。

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でも、農業関係者やボランティアの皆さんの御支援により、育苗用ハウスの復旧を急いでいただいた結果、何とか田植え作業に間に合い、こうして “実りの秋”を迎えることができました。

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例年どおり稲穂が傾く姿を見て、ホッと胸を撫で下ろしている農家も多いのではないでしょうか。

収穫作業が始まるのは、例年9月中旬頃から、そして新米が店頭に並ぶのは10月頃からです。
農家や関係者など、多くの皆さんのお蔭で、今年も美味しいお米を味わうことができそうです。

 “巨峰”
上小地域は、古くからの巨峰の産地です。早いものは6月頃から出荷が始まり10月まで続きます。
通常の(露地栽培の)出荷は9月に入ってからですが、出荷時期を早めるため、ビニールなどで保温しさらに暖房器で加温を行う場合もあります。

ところが、2月の大雪で、そうしたビニールハウスが多数倒壊してしまいました。

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被害農家の皆さんは、懸命に倒壊したハウスやビニールの片づけ作業を行い、出荷時期を早めるのを諦め、露地栽培として栽培管理を続けました。

そして、出荷時期は遅れましたが、見事な巨峰が実りました。                                                   農家の皆さんが困難を乗り越えて生産された特産の“巨峰”を、是非皆さんも味わってみてください。

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