じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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蚕都上田・リベラルアーツ音楽祭 スタートイベントに参加しました!

こんにちは。

上田合同庁舎のちゃぴです。

先日、令和4年7月24日(日)に蚕都上田・リベラルアーツ音楽祭スタートイベントがサントミューゼ多目的ルームで開催され、参加してきました。

当初、イベントの全体像が全く分からない中、「朗読のイベントが開催されるから行ってみよう!」と思って伺った私です。

参加して、このイベントが、実は、とても大きい企画のスタートイベントだということがわかりました。

 

ちらし、くしゃくしゃですみません。かなり書き込みもしてしまいましたが、イベントの内容については、このちらしをご覧ください。

このイベントは、令和4年度長野県地域発元気づくり支援金事業「蚕都上田・リベラルアーツ音楽祭」のスタートイベントだったのです。

なんでも100年前、1921年(大正10年)に、ここ上田に地域の青年たちが民衆の自己教育を目指して「上田自由大学」→生涯学習の上田自由塾ではないですよ。→を設立。その運動がきっかけとなり、全国各地に自由大学が生まれるきっかけとなったそうなのです。大正デモクラシーから満25歳以上のすべての男子に選挙権が与えられた普通選挙法制定の流れの基礎にもなっている…と理解した私です。(違っていたらごめんなさい。)

では、上田自由大学と音楽と朗読などを見事に融合させた大企画「蚕都上田・リベラルアーツ音楽祭」のスタートイベントの様子をお話します。(この音楽祭は、もう既に何年か行われていたのですね。後で気が付きました。)

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本日のイベントでは、まず、「朗読を通し蚕都上田の町の姿を知る」と題し大谷文子さん著の「セピア色のアルバム」の朗読をお聞きしました。

会場のサントミューゼ多目的ルームには、申込先着50名と言われていましたが、かなりの参加者が集まったという印象でした。

会場では、十分なコロナ対策を講じていただいています。

「セピア色のアルバム」の朗読をお聞きしました。素敵なお着物で朗読してくださいました。抑揚をうまくつけ、そして流れがよい朗読でした。素敵な朗読が、たちまち私たちをセピア色の上田、料亭「喜久輿(きくよ)」の世界へと連れていってくださいました。朗読の世界に引き込まれました!

 

本日、朗読してくださった方々は、生涯学(楽)習「上田自由塾」の「楽しい朗読講座」の先生、生徒さんです。

朗読で、私たちの周りに、また別の一つの世界を作り上げる力を持ったすごい方々でした。

生徒さんは、何年も講座で勉強されていますし、またご自分で勉強もされているということでした。

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続いて「自由大学設立の立役者 金井正さんと山越修蔵」と銘打ったお話をお聞きしました。

東信醸造(株)代表取締役 矢島さんからお話をお聞きしました。自由大学の話、特に選挙の話が興味深かったです。昔の方の選挙に対する情熱はすごかったようですよ。選挙権があることの重みを私は、改めて感じました。

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その後、後半として、「蚕都上田・リベラルアーツ音楽祭」の説明をしていただきました。

音楽祭の説明の合間にクラシック音楽を流していただき聞きました。 ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」とベートーヴェンの「ピアノソナタ月光の第一楽章」を聞きました。月光は、みなさん何楽章がお好きですか?。

ひとしきりクラシック音楽の世界を楽しんだ後は、再度、朗読の世界へと私たちを連れて行っていただきます。

後半は、島崎藤村の「千曲川のスケッチ」「初恋」「椰子の実」などの朗読と夏目漱石の「夢十夜」より「第一夜」などの朗読を聞かせていただきました。

忙しい日々を送っている私ですが、落ち着いた雰囲気の中でお聞きする朗読は、異世界へ導いてくれる不思議な、そして素敵な力を持っていると感じました。

夏目漱石の「夢十夜」より「第一夜」の朗読をお聞きしました。素晴らしい朗読でした。

朗読してくださった皆さんです。本日は、ありがとうございました!

蚕都上田・リベラルアーツ2022の今後の予定

★8月21日「弦楽の響きを詩(ポエム)とともに」

22人の弦楽アンサンブルを谷川俊太郎の詩と共にお楽しみいただきます。

…ということで、弦楽器と詩の朗読のコラボのようです。楽しみですね!

★9月21日ストーリー・コンサート「ベートーヴェンの軌跡」

ベートーヴェンの偉大さに触れられるコンサートということです。

ピアノソナタ「月光」ほかが演奏されるということで、こちらもどんな展開になるのでしょうか?!

★10月13日ストーリー・コンサート「バッハ 王の音楽」

音楽の父と呼ばれるバッハの膨大な作品の中から一つのエピソードを持つ曲を取り上げるコンサートということです。

バッハ特集、バッハがお好きな方、注目のコンサートです。

★11月3日「シェイクスピア劇×リコーダー音楽」

今度は、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」の名場面とリコーダー音楽の生演奏のコラボということで、これも展開が楽しみな音楽会です。

それぞれサントミューゼで開催されるということです。

また、忘れてはいけません「自由大学運動100周年記念フォーラム」が開催されます

★11月13日9時20分から16時30分

会場は、上田商工会議所の5階ホールです。こちらに興味のおありの方はご参加ください。

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改めて確認するといろいろなことを絡めて展開する音楽会という感じがしますね。

「蚕都上田 リベラルアーツ音楽祭 2022」

秋に向けて、企画を凝らした楽しみな音楽会が目白押しです。大注目の音楽祭ですね!

 

 

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