じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

美味な味「奏龍(なきりゅう)」

上小地方事務所のF森です。

今回は、おいしい味噌奏龍(なきりゅう)の紹介です。

奏龍は、上田市丸子にある味噌屋さん「大桂商店」が作った味噌です。上田市武石にある農事組合法人「エコーズフェス」が生産した「つぶほまれ」という大粒の大豆を原料にして、沖縄シママース塩というまろやかな塩を使って仕込んだ味噌。奏龍という名前は、武石の妙見寺というお寺に、その下で手を打つと竜鳴(りゅうめい)を発するという竜の天井絵があり、それにちなんだものだそうです。奏龍は、もともとは、エコーズフェスの酒米を原料として丸子の酒造会社「信州銘醸」の協力の下に作った日本酒の名前ですが、大桂商店では、それと同じ名前を付けることで、生産者の顔が見える味噌にしたかったとのこと。

味は、甘めですが、うまみがあります。我が家の毎日の味噌汁はこれです。
大桂商店では、店頭でパック詰めにして売っているんではなく、風味を大切にしたいということで、買いに行ったときに味噌樽からの量り売りです。

また、奏龍をベースにラーメンスープを作ってみました。味噌ラーメンのスープは、札幌味噌ラーメンのように唐辛子などで辛味をつけることが多いのですが、今回は辛味を加えず、味噌の甘みがしっかりわかるように、他の調味料は醤油を少し加えただけです。麺は、もちろんおいしい小麦ユメセイキにハナマンテンというこれもおいしい小麦をブレンドして作った手打麺です。

この4月から、この地域の食堂5軒で、奏龍味噌を使った豚肉料理を提供しています。今回伺ったのは、上田原の上田創造館近くにある「和ダイニングこあ」さん。飯田産の紅豚(べにとん)という肉に奏龍味噌を塗って炙り焼きにしたもの。おいしいです。味噌と肉がベストマッチ。

また、3月までは、6軒のラーメン屋さんで奏龍味噌ラーメンを提供していました。地鶏「真田丸」のブログで紹介した上田市本郷にある「夢の家」さんでは、多分今でも出してくれるのではないかと。写真は、奏龍味噌鶏白湯。奏龍味噌を自分でスープに加えます。夢の家では、奏龍を使った味噌ダレの味噌カツ丼もあります。


大桂商店
住所:上田市上丸子991-1
電話:0268-42-2054

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