じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

専門店じゃないけど美味しいラーメン

上小地方事務所のF森です。

上小地域のラーメンに関しては、麺にこだわるお店の紹介をしましたが(こちらのブログをどうぞ)、今回は、ラーメンの専門店ではないけれど、おいしいラーメンを出してくれるお店をご覧いただきます。

 最初は、上田市丸子の商店街にあるそば処 はらださんです。「はらだ」は、創業約80年の老舗のそば屋です。メニューを見ても、そばやうどんの温かいのやら冷たいのやらたくさん並んでいます。でも、そのトップにあるのは中華そば。おいしい中華そばを出す店としてこの地域では有名で、来店されるお客さんも、これを注文される方が多いです。
そばは、私はまだ食べたことがありませんが、店内においてあったそば粉の袋を見ると、おいしいそば粉を製粉している北アルプスのふもとにある製粉会社のものでしたので、そばにもこだわっている感じがします。

麺は、中太で、あまり縮れさせていません。スープとの相性を考えたのでしょう。そのスープは、鶏がらに、多分そばつゆの「かえし」や鰹節の「だし」が使われていると思います。そば屋さんならではだと思います。昔の中華そばはこんなだったかなあと思い起こさせるなつかしい味です。
この麺を少し太くすると、この店の近くに数年前まであった「中華軒」の中華そばの味に近いかなあという感じがします。

 次は、上田市の北国街道沿いの元宿場町「柳町」にある喫茶店森文(もりぶん)」さんです。柳町についてはこれまでじょうしょう気流で何度も取り上げていますが(こちらなど)、このお店もレトロな感じで、町並みやほかの店ともマッチしています。裕福な家の象徴「卯建(うだつ)」もあります。ここは、明治初期に建てられた土蔵造りで、元は呉服屋さんだったそうです。その後郵便局になったようで、今もその名残があります。

柳町をぶらぶら歩いた人たちが、「ちょっと一休み」と寄ってコーヒーやケーキを召し上がるところ。内装もレトロな雰囲気でいいですね。

そんなところでいただく中華そば。丼は、「龍」「鳳凰」「雷文」「双喜文」が入ったなつかしいもの。麺は、自家製麺ではさすがにないと思いますが、しょうゆ味のスープも含めて、まさに「中華」のそば。こんなところでいただけるとは思いませんでした。

ここでは、ほかにおこわのセットもいただけます。ランチによるのもいいと思います。

 最後は、上田市の海野町商店街にある富士アイスさん。ここは、じまんやきで有名です。このブログでも紹介しました(こちらをどうぞ)。店先でたくさんのじまんやきを焼いています。あんことカスタードの2種類があり、いつもだれかが買いに来ている人気店です。その焼いているところの横には、食事や喫茶ができる場所があります。通り沿いには、ガラスケースの中に飲み物や食べ物のディスプレイ用の食品サンプルが飾られています。

ここのラーメンは、しょうゆ味や五目ラーメン、味噌ラーメンがあります。今回は、自家製の手作り味噌を使った味噌ラーメンをいただきました。
野菜がたっぷり乗っています。肉味噌もあります。麺は、たくさんの野菜に隠れて上からは見えませんが、中くらいの太さでくせのない味です。味噌のおいしさがよく感じられます。
しょうゆ味のラーメンは、やっぱり「中華そば」といった感じのなつかしい味。こちらもお勧めです。ラーメンを食べて、帰りにじまんやきを買っていくなんていうのもいいと思います。


はらだ
住所:上田市上丸子362
森文
住所:上田市中央4-7-31
富士アイス
住所:上田市中央2-10-14

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