2020.11.20 [ 職員のみつけた情報コーナー歴史 ]
真田氏ゆかりの六城めぐり(後編)
上田地域振興局のHです。
真田氏ゆかりの六城をめぐる旅は、まだまだ続きます。
■岩櫃城
中山城から西へ30分ほど進み、「岩櫃城」に到着です。
「真田丸」のオープニングに登場するゴツゴツとした岩櫃山の中腹にあります。
不便な場所にもかかわらず多くの人が訪れており、人気の高さがうかがえます。ボランティアのガイドさんもたくさんいて、丁寧に説明をしてくれました。
駐車場から15分ほど、ひたすら山道を登ります。当然、クマにも注意が必要です。
本丸跡にある小さな祠には、硬貨が六文銭の形に並べられていました。
昌幸は、織田・徳川連合軍に攻められた武田勝頼を岩櫃城に迎え入れる準備をしますが実現せず、結果、武田氏は滅んでしまいます。もしこの城に籠城していたら、その後の歴史が変わっていたかもしれません。
■上田城
かつて真田父子も通ったであろう鳥居峠を越えて約2時間。「上田城」へ到着です。
例年、秋には「上田城紅葉まつり」が開催され多くの観光客でにぎわいますが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となってしまいました。残念!!
ですが、この日も多くの観光客が訪れ、まだ紅葉の残る初冬の上田城を楽しんでいました。
上田城は1583年、昌幸により築城され、二度にわたり徳川の大軍を退けた難攻不落の城です。櫓門横の石垣には、信之が父の形見として松代に持っていこうとしたが微動だにしなかったという巨石「真田石」が鎮座しています。
真田神社の横には、今年8月「青年真田幸村(信繁)公之像」が設置されました。
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