2020.09.03 [ 職員のみつけた情報コーナー ]
9月になっても暑いので「昔の長野県は寒かった」エピソード
こんにちは。総務管理課のアルクママです。
最近恒例となりつつある、アルクママ家の会話。
アルクパパ:こんなに暑いんじゃあ、9月下旬くらいまで半袖で過ごせそうだな。
アルクママ:昔は半袖を着るなんて、7月下旬の梅雨明けからお盆過ぎくらいのたった1ヶ月くらいだったよね。
アルクパパ:俺なんて、半袖持ってなかったよ。
そう、昔の長野県は寒かった。
アルクママは、上田よりも標高が高くて寒い地域で育ったので、「昔は寒かったエピソード」を話すと都会の人や若い人は信じてくれないんですよ。
そんなわけで、
信じてもらえないエピソードその1「マイナス10℃は暖かい」
アルクママの実家では、毎朝気温を測って記録していたのですが、冬の朝はマイナス20℃なんて当たり前。マイナス10℃くらいだと、「今朝は暖かかったねー。」なんて家族で話していました。
しかもそんなに寒いのに、アルクママだけでなく、みんな薄いジャージ1枚で学校に行っていたんですよね。元気だったんだなー。
信じてもらえないエピソードその2「凍ると困るものは冷蔵庫に入れる」
昔の長野県の家は寒い地域にもかかわらず、あまり断熱に優れたつくりではありませんでした。外気がマイナス20℃ということは、もちろん室内の温度も氷点下になります。
そうすると、ビンに入っている調味料などは凍ってビンが割れてしまうし、野菜は凍みてしまうし。
(方言解説:「凍みる」は凍ること。「冷え込む」という意味でも使われて、「今朝は凍みたねー。」などと使われます。)
しかし!0℃以上に保たれている場所・・・それは冷蔵庫の中。つまり冷蔵庫なのに室内よりも温かいんですよ。
そこで凍ると困るものは冷蔵庫に入れるという、冷蔵庫本来の機能とは正反対の使い方をしていました。
信じてもらえないエピソードその3「給食の牛乳も凍っていた」
給食の牛乳も教室に運んでくるまでに凍ってしまいます。
そのせいで、牛乳ビンが割れてしまうという事態がしばしば発生していました。
ビンが割れないにしても、牛乳シャーベット状態だったり、牛乳氷山状態だったり。
今思えばストーブの近くで溶かしてから飲めばいいのに、みんなでゲラゲラ笑いながら凍った牛乳を飲んでいましたね。元気だったんだなー(本日2回目)。というか、何も考えていなかったんだなー(笑)
他にも、授業が始まる前に校庭のリンクでスケートしたり、今となっては自分でも信じられないような時代でした。
このブログを読んでいる寒い地域で育った皆さんはどんなエピソードがありますか?
と、今回は単なるアルクママの昔話になってしまったので、少しでも涼しくなるように2015年2月2日投稿、サイクリストKさんが撮影した根子岳山頂付近のスノーモンスターの写真と、2019年2月10日ほっとスタッフブログながのに投稿のヤマキチさんの記事を最後にどうぞ。
ヤマキチさんは、低温でスマートキーが作動しなかったエピソードを書いていましたが、アルクママは昔車山高原にナイタースキーに行き、あまりの寒さに当時の携帯電話の液晶が壊れたことがあります。
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