2015.02.13 [ 職員のみつけた情報コーナー自然・花便り ]
スノーシューで行く上小気流~ 極寒の「美ヶ原」編
みなさん、こんにちは! 環境課のサイクリストKです。
「スノーシュー」を履いて、上小地域の冬山を散策するシリーズ。
今回は、美ヶ原牧場~茶臼山間を歩いて、すべてが凍りついた厳しい冬山の世界を体験してきましたので、その様子を紹介します。
☆ 美ヶ原台上を歩く
この日の美ヶ原はあいにくの曇り空・・・、上田は晴れていたのに、これが山の天気です。
お天気が良ければトレッキングを楽しむ人達で賑わう台上ですが、こんな天気では数人しか見かけません。青い空と白銀の世界を期待して来たのですが何ということ・・・。(笑)
それでもせっかく上って来たので、ちょっと寒いけど散策してみます。
空も地面も境界が判らないくらいの真っ白な世界、雪原の向こうに、電波塔と王ヶ頭ホテルがぼんやりと浮かんで見えるもの神秘的な光景です。
☆ 牧場から茶臼山方面へ
夏はみどりの草原の中に放牧された牛が点々と見えて牧歌的な光景が広がるこの場所も、寒風吹き付ける極寒の大地といった厳しい表情を見せています。冷たい風を受けながら、広い雪原を一人歩く・・・気分は映画のワンシーンのようです。(笑)
低木のツツジも笹群もアースハンモックも全て雪の下。足場の悪いガレ場も、積もった雪のおかげで難なく進むことが出来て、目の前に茶臼山が現れます。
☆ 林の中はモノトーンの世界
茶臼山の山頂へは林の中を登ります。凍りついた木々に囲まれて歩くのは不思議な世界に迷い込んだようです・・・。林の中は風もなく、とても静かで何処を向いても周囲はモノトーンの神秘的な光景。ここまで来るとグレーな世界に慣れてきて、これも悪くないなと先へ進みます。
☆茶臼山の山頂と雪原の凧遊び?
標高2006mの茶臼山山頂に到着。晴れていれば眺望の良いこの場所も、やっぱり遠くはガスっていて何も見えません・・・。温かいコーヒーを飲んでちょっと休んだところで下山します。
下りながら顔を上げると、先ほど歩いてきた牧場と電波塔が遠くに見えます。ここまで3kmほどの行程ですが、また、あの冷たい風が強く吹く牧場内を歩くのか・・・。(苦笑)
牧場から台上に戻ると、何やらカラフルな物体が空を舞っているのが見えました。
近くで見ると・・・凧揚げ? いや、大きな凧を操作して、風の力でスキーを楽しんでいるようです。 「スノーカイト」と呼ばれる遊び? 風まかせで、広い雪原内を自由に滑っています・・・何だか、楽しそうですね!
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