じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

水と巡る旅日記「えっ!!棚田がキャンプ場に?」

4月中旬、上田地域では色々な景色を楽しむことができます♡上田城では桜🌸が見頃の時期を迎える一方で、菅平高原にある唐沢の滝では、まだまだ雪景色☃、ふきのとうがようやく顔を出したところもあります。

そんな上田市にある稲倉の棚田で、4月13〜14日に、恒例となった棚田CAMPが開催されました。今日は、その楽しい様子を農地整備課の水卜巡がレポートします。
まず、この企画は、稲倉の棚田のオーナー玉崎さんと稲倉の棚田保全委員会の石井さんの、棚田でキャンプしたら楽しいのでは?という何気ない会話からスタートしました。ちょうど稲倉の棚田では、オーナー制度や農作業体験だけでなく、より多くの方に棚田に関わっていただきたいと考え、棚田を活かした観光アクティビティをスタートしようと模索していた頃、眼下に広がる上田の街並、北アルプスや八ヶ岳連峰などの眺望が創り出す絶景を楽しみながらキャンプをするというアイディアは、即座に実行に移されました。玉崎さんと石井さんが中心になってこの企画を運営する棚田フューチャーズを結成、平成29年春にお試し開催をしてみました。すると雑誌などにも取り上げられるほど大好評‼︎ 稲倉の棚田のレギュラーイベントになりました。

今回は第4回目。お天気にも恵まれ、43組100名余!ものキャンパーが、棚田が創り出す絶景の中、思い思いにキャンプを楽しみました。カップルプランは、15サイト募集したところ、すぐ埋まってしまい、急遽5サイトを追加。ソロプラン5サイトもあっという間に埋まったそうです。

テントから出て外を眺めると青空と遠くの山々がすごくきれい!!

東京からお越しの先週は琵琶湖、GWもどこかでキャンプ⛺ というキャンプ大好きカップル様も、ここでしか味わえないキャンプを満喫されていました。いつもお土産には、地酒を購入されるそうなので、稲倉の棚田米でつくった純米吟醸「亀齢(きれい)」をお薦め!飲んでいただけたかなぁ(*´-`)

参加者の皆さまにはプレゼントもありました。丹精込めて育てたおいしい稲倉の棚田米、そしてこの棚田を長く支援してくださっている信州ハム様から、キャンプにピッタリのベーコンとウインナーを宮坂社長と堀川部長が直々にお持ちいただきました。どちらも参加者全員に配られ皆さま大喜び!!

更には、長野大学にいらっしゃった森本先生(本年度から三重大学)のゼミで考案した「木゙フト」(スウェーディッシュトーチに似ていますが、構造に工夫をしており、火が長持ちするそうです)も先着プレゼントされ、調理や夜の暖に喜ばれていました。

さて、今回のキャンプ参加者の中で、その場で申込書を書かれ、棚田オーナーになった方もいらっしゃいました)^o^(
棚田は、おいしいお米や美しい景観を創り出すだけでなく、災害を防ぐなど国土保全の役割もあります。こうした楽しいイベントをきっかけにして、より多くの人が、棚田に興味を持ち、保全活動に参加していただけたら、とてもうれしいなあ。

棚田campの様子をもっと知りたい方は稲倉の棚田Facebook棚田フューチャーズFacebookで!!

このブログのトップへ

このブログや記事に関するお問い合わせ窓口

上田地域振興局 総務管理課総務係
TEL:0268-25-7111
FAX:0268-25-7115