2015.07.16 [ アーカイブ ]
歴史ある農業用施設 第4弾 ~野沢温泉村 奥山堰と丸石積~
ここから水を取り、奥山堰がはじまっています。
取水口はこのような作りになっています。
蓋をあけると、下流にごみを流さないためのスクリーンがあります。
ここから下流約7kmの間は、平成2~6年の団体営かんがい排水事業で、
野沢温泉村が改修工事を行っており、
取水口の岩には、竣工記念の文字が刻まれています。
改修された水路は管水路になり、通ってきた道の下に埋められています。
古くなった部分を修繕して使い続けていくことで、
奥山堰は、開削から120年以上たった現在も変わらず水を運び続けているのです。
(ちなみに・・・写真左手に見える柱。
これは、冬にこの場を訪れる際の目印なのですが、
高さ10メートル近くある柱が、冬には雪でほとんど埋まってしまうそうです。
北信の豪雪、恐るべし・・・)
奥山堰 第1回目、これにて終了です!
次回は、巣鷹湖と、野沢温泉村 平林を訪ねます。
おたのしみに~!
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