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歴史ある農業用施設 第4弾 ~野沢温泉村 奥山堰と丸石積~

こんにちは! 
農地整備課職員 おいち です(^^)
下伊那郡豊丘村出身、この春から北信にやってきました。

歴史ある農業用施設 第4弾は、野沢温泉村の「奥山堰」を2回に分けてご紹介します。

奥山堰は、総延長約21kmの農業用水路です。
毛無山の奥地から、千曲川沿いにあるふもとの野沢温泉村 平林へと水を引いています。
明治12年、当時の平林村の関口銀右衛門と11名の同志が中心となり、
10年もの歳月をかけて、明治22年に完成しました。
巨額の私費を投じ、水利権をめぐる協議など多くの努力を重ね、奥山堰は開削されたのです。

 

今回は、そんな奥山堰にゆかりのある地を訪ねてみました。

まずは、奥山堰の始まり、取水口を目指します!

 No1

ゲートを開いて・・・いざ出発!
山間の管理道路を進んでいきます。

 No2

 道の途中には、頭上から岩が落ちてきそうな場所も。
車や機械の無い時代、当時奥山を切り開いた人々の苦労は計り知れません・・・

下流までの水量を補うため、このように途中の沢から水を補給しています。

 No3

No4

山の中を進むこと.30分あまり・・・

到着しました!!
ここが、奥山堰の始まりです!
標高は約1300m、毛無山の南東側山中にあります。

 No5

とっても美しい渓流ですね。
苔生した岩が、なんとも言えない風情ある景色を作っています。

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