2017.08.18 [ 北アルプス地域の自然・景観・名所 ]
【世紀の大事業と凄まじい自然とを目の当たりに!】「黒部ルート見学会」に参加しました。
ここから「高熱隧道」を通過。昭和14年の完成までにたくさんの命を奪った難所を通過し、30分ほどで欅平上部に到着です。
狭い客車を降り、100mほどもトンネルを進むと、その先の出口には展望台。改めてすっぱりと切れ落ちた黒部渓谷の深さを目の当たりにできます。
再びトンネルに戻り、堅坑エレベーターへと移動。標高差250mを欅平へと下ります。
エレベーターを降りると、欅平までやってきたトロッコ列車が待っています。
工事用のトンネルを500mほどトロッコ列車に乗車。宇奈月温泉から続く黒部渓谷鉄道の終点駅「欅平」に到着です。
黒部ダム出発から4時間近く経過。ヘルメットを脱ぐと、それまでの緊張感から解放されます。
大町市と深い縁で結ばれた黒部ダムと黒部川第4発電所。普段なかなか訪れることが難しい場所ですが、今回、見学会に参加することができ、また、丁寧かつ熱心なガイドにも恵まれ、先人の英知と苦難、そして凄まじいばかりの大自然とを間近にすることができました。
見学会は11月まで開催され、10月以降の会はこれからでも応募可能です。興味を持たれた方は、こちらからどうぞ。
http://www.kepco.co.jp/corporate/profile/community/hokuriku/koubo/
(見学施設内は、写真撮影は自由ですが、動画撮影は禁止とのことでした)
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