2015.10.14 [ 北アルプス地域の自然・景観・名所 ]
白馬村木流川秋の観測会が開催されました
農地整備課です。
「木流川」は、白馬連峰を源とする松川から取水し、江戸時代後期に開削された農業用水路で、山麓で切出した薪を運んだことが名前の由来として知られています。
川の周辺では珍しい高山植物が観察できるなど、地域の財産として守られており、「木流川と親しむ会」(奈良堯子会長)により、環境教育の場として定期的な観察会が開催され、子供たちに自然と共生することの大切さを学んでもらう活動が行われています。
先日(10月9日)、学校の休みを利用して「秋の木流川観察会」(主催:木流川と親しむ会)が木流公園親水広場で開催されました。
小学生40名程が参加しました。
この観察会では、紅葉が始まった木流川周辺の散策を行い、ドングリ、楓の葉やツルウメモドギの実等を収集します。
次に子供たちが袋一杯に収集した木の実などを使って、手作りのリースを作ります。広場にシートを広げて太陽の下でリースと作ると、自然豊かなリースが出来上がります。さらに金や銀の色をつけて華やかに仕上げて、クリスマスにぴったりの手作りリースが出来上がりました。
観察会の最後は、子供達が楽しみにしている「焼き芋」です。散策前に、芋をアルミホイルで包んで下準備をしておきました。
子供達は、大きな焼き芋を頬張りながら木流川の秋の自然を感じた1日になったと思います。
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