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【ICT×IOT捕獲効率Up】ニホンザル捕獲の取組み🐒

ここで、今回設置した捕獲檻と同型の檻を使用する大町市の取組みを紹介します♪

大型捕獲檻は三重県の(株)アイエスイー製で1m幅の枠を組合わせますが、形状やレイアウト(正方形や長方形)を変更できるため、設置場所の地形等に合わせて変更が可能!

また大町市では360度カメラにより監視しており、捕獲檻に獣等が接近するとセンサーが感知し、携帯電話やパソコンへその情報がリアルタイムで送信されます‼

(携帯電話へ送信された情報:サルを確認できますか?)

さらに、携帯電話で捕獲檻のゲートを遠隔操作できる優れもの♬捕りそこないを減らすため檻の内外にいるサルの位置を確認しながら慎重に操作✨

大町市へ大型檻のポイントを聞いたところ・・・

①餌の確保が最も大切

⇒リンゴ農家5軒と協力体制にあり市有地でもサツマイモを栽培しているとか。

②餌付け時のエサの置き方

⇒侵入経路の動線上に置く。サルは目が良いため檻の上などの高い場所に色目の良いエサを置く。

③餌の量と根気

⇒群れによって行動範囲が大きく異なるため、餌付けに必要な期間も異なる。少量の餌では群れは寄り付かない。餌はできるだけ多く。

などなど。

(捕獲されたニホンザル)

大町市は取組みを強化した4年前から約1,000頭を捕獲した実績があり、ニホンザルによる農業被害が激減したことで住民から「サルが出なくなっての農作物がつくれるようになった」などと喜びの声が多く寄せられているそうです✨

次回の投稿は、11月15日に解禁になる狩猟に関連して、大町総合射撃場で開催した安全狩猟講習会と、ツキノワグマが錯誤捕獲されにくいくくり罠『ベアウオーク』を予定しています♪

お楽しみに!(^^)!

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