北アルプス地域振興局管内において、ICT（Information and Communication Technologyの略：情報通信技術）を利用して省力化を図る取組を進めています。

今回、自動給水と遠隔操作ができる「ほ場水管理システム」の勉強会を開催したところ、市町村や農家など多くの方の参加がありました。

水路脇に設置したのは下の装置。

太陽光＋バッテリーでモーターを回してゲートを開閉します。

このコンパクトな本体の中に通信装置も入っているとのこと。

日陰のない場所団野で、説明者も参加者も太陽の熱気に圧倒されていました。

スマートフォンの操作説明では、水田の水位と水温のグラフも示されました。

自宅のパソコンからでも水位と水温が確認できるとのこと。

グラフからは、夜間に徐々に温度が下がり、夜明けとともに水温が急上昇していくのが見てとれます。

自動給水の設定や遠隔操作の画面はこちらから。

もちろん自宅からも操作可能とのこと。

質疑応答の時間も参加者の皆さんは、自動給水・遠隔制御できる装置に興味津々でした。