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「信州 山ガール」に挑戦!!オトメ☆初の『ジビエに挑戦』

こんにちは、信州 山ガールに挑戦中のオトメ☆に密着取材中のはやまゆです。

  この度、はやまゆはごく一部のご声援を受け「オトナ☆コーポレーション」を名乗ることとしました。これはもちろん「大人A○B」のパクリです。(笑)「信州山ガール」の企画が終了するまでの期間限定で、なおかつブログにしか登場しません!残り1ヶ月間ではありますが温かいご声援を宜しくお願いします
  さて、「オトメ☆の挑戦『信州 山ガール』」プロジェクト第2弾として、オトメ☆メンバーの比留川知絵さんは、ジビエを体験するため長野県南部の泰阜村を訪れました。

 信州の山は、様々な人たちに守り育てられています。今回はその中の一つジビエに取り組む方との出会い、その方たちの取組の体験から山の恵みを感謝していただくことを学んでもらいました。

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  私もジビエは初体験、比留川さんと同じくワクワクドキドキです
  今回のジビエ体験でお世話になったのは、地域おこし協力隊員で女猟師(狩ガール)の井野春香さん。狩猟のことや鹿革を使った小物づくりを教えていただきました。また、ベテラン猟師の畑野今朝登さんにわなの設置と畑野さんの奥様にはシカ肉を使った料理作りを教えていただきました。

 中々味わえないとても貴重な体験です。

  ところで皆さん、ジビエって何かご存知ですか?

 ジビエって、狩猟で捕獲された野生鳥獣の肉のことだそうです。最近どうしてジビエって注目されるようになったのでしょうか?それを最初にお勉強です
  猟師の畑野さんと井野さんからお話をお聞きしました。

 初めてジビエを体験する比留川さん興味津々で聞いています。

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   野生鳥獣による農林業被害が深刻で特にニホンジカの被害が多い
   県内のニホンジカの生息数は増え、生息エリアも広がってきているそうです。この前の霧ヶ峰でも教えていただきましたが、鹿は木の皮を食べるため木を枯らし、貴重な高山植物も食べつくしてしまい、自然環境への影響は深刻な状況です。

 そのため生態系を維持するためには一定程度の鹿を捕獲する必要があり、ハンターによりかなりの頭数が捕獲されるようになりました。

   しかし、中山間地域ではハンターの高齢化が進み、後継者不足に悩まされるなど、捕獲では大変苦労しているとのことです。

 また、狩猟で捕獲しても食肉として利用されているのはたったの5%だそうで、ほとんどの鹿は埋められているそうです。そこで捕獲されたシカを自然からいただいた恵みとして有効に活用するため、県ではジビエ振興の取組を展開しています。比留川さんも捕獲されたシカが生かされていない現状を聞いて複雑な心境です。

  そのような現状を目のあたりにした井野さんは、少しでも地域の役に立てばということで猟師免許を取得し猟友会に入り活動しています。また、捕獲した鹿の皮を有効に利用するため、「けもかわプロジェクト」を誕生させたそうです。地域ではハンターの高齢化も進んでいて後継者不足に悩まされていますが、井野さんのような若い女性が「狩りガール」として参加することで新しいアイデアが生まれたり、地域の活力になっています。

 泰阜村はこのような熱心な取組もあり、捕獲数も増えてきているそうです。

 前回の霧ヶ峰では実際に鹿をみることができなかった比留川さんは、今回捕獲や鹿肉料理などを通じて自然のことをしっかり勉強したいと意気込んでいました
  まずは畑野さんのお話を聞いた後、罠を仕掛けてある場所に移動します。

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 案内された道路脇には、イノシシなどにより土が掘り返された場所がありました。この掘り返された土で溝がつまり溝の水が道路にあふれてくるため何度も土を戻したりして苦労しているそうです。真剣にイノシシ被害の苦労話を聞きました。

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 まず、罠の仕掛けてある場所を確認。こちらのワナには鹿がかかってなかったようです。

 また、山のちょっと奥まで場所を移動――鹿の罠のかけ方を見学しました。

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 比留川さんは、すごく険しい獣道を畑野さんについて一生懸命下りて行きます。

 鹿は嗅覚が敏感であるため、ワナにはニオイが付かないよう手袋をして仕掛けます。この他にも、鹿を捕まえるためのテクニックやノウハウを色々と教えていただきました。

  続いては、畑野さんのお宅で奥様に鹿肉の調理を教えていただきました
 最初に鹿肉を使用したサラダづくりに挑戦です。

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 30分ボイルした鹿肉をスライスし、ドレッシングをかけて出来上がりです
 「鹿肉を触ったのは初めて(^^)鹿肉って言わないと分からないです。しっかりした赤み系って感じでさっぱりしてそう」っとボイルした鹿肉を切ってみた比留川さんの感想です。

 次は鹿肉のステーキで~す。

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 甘い香りがするっ!と比留川さん!!鹿肉の特有のにおいを消すため下処理でサイダーに付けるそうです。サイダーにつけると甘みも出てきてほろあいがよくなり、お肉を柔らかくするのだそうです。

 まずは、お肉の分厚さにビックリ!!他のお肉と比べても色合いが違います。肉質は少し固めのしっかりした赤味のお肉というような感じです。

 ここでは畑野さんに焼き方を教えてもらってます。

 鉄板の上では、肉がイイ具合に焼けてます。

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出来上がりで~す♪

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 今回比留川さんがお手伝いさせていただいたのは、鹿肉サラダと鹿肉ステーキです。イノシシ鍋とおにぎりは畑野さんの奥様お手製です。イノシシ鍋は本来、冬のものらしいですが、特別に作っていただきました。長野県内に住んでいてもなかなかイノシシや鹿肉は食べられないのである意味貴重です。)^o^(

  比留川さんは食卓の料理を前にテンションアゲアゲです♪

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 実際にジビエを食べてみると、くせがなくて食べやすくておいしい♪って満面の笑みです。

 イノシシ鍋はお肉が柔らかくてとてもおいしい。

 井野さんいわく、鹿のお肉は鉄分を多く含んでいてヘルシーなので女性にとても良い食べ物とのことです。

  ここで畑野さんと別れて、次は鹿の革を使ったブックカバー作りを井野さんに教えていただきました(^^)

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 まずは、ブックカバーにする鹿の革を真剣に選んびます。

 鹿の革はきめが細かく毛穴が目立たないもの。この状態にするには生の皮からなめしたりして1ヶ月かかるそうです。革の色は白で茶色や黒などに染めているのだそうです。

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 比留川さんは、茶色の革を選びました(^^)不器用という比留川さんは、井野さんに丁寧に教えてもらいながら真剣な表情で作ります。革を使った裁縫なんてなかなか経験できないですよね。そんな貴重な体験ができた比留川さんは羨ましいです。

 鹿革は触るとわかるように柔らかくすごくきめ細かいので肌触りがいいみたいです。革は使うたびに手の油で艶がでてくるので味が出てくるそうです。

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 最後にサインを書いて、比留川さんオリジナルブックカバーの出来上がり♪少しミシン掛けで曲がってしまったという比留川さんですが、それも愛嬌(*^_^*)自分だけの貴重なブックカバーができてご満悦です♪

 世界にたった1つしかないブックカバー。ずっと大切に使ってほしいですね☆

 この他、井野さんが鹿の革を使って作製した小物を見せていただきました。

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 右上の名札は、泰阜村役場の職員の皆さんがつけていました。携帯の画面を拭くためのストラップもかわいいデザインですよね。

  ここで井野春香さんが立ち上げた「けもかわプロジェクト」について、お話をしていただきました。

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「けもかわってどういう意味か分かる?」と井野さん

「けものの皮?」と比留川さん

「そうそう。けものの皮とけものかわいいという意味で使っています。」

 鹿肉などもお肉はジビエ料理など活用できるけど皮や骨などその他の部分は全部捨てられているのが、もったいないと思い、暮らしの中で生かせて少しでも多くの人に使ってもらえるようにと「けもかわプロジェクト」を始めたそうです。

 今日作ったブックカバーも是非毎日使って、その中で革が生きてくるように使ってもらえるとうれしいと井野さん。

 

 比留川さんは、「自分で作ると愛着がわくので大切にいっぱい使っていきたい。みんなもこういうのがあるということを知ってもらって是非チャレンジしていただけたらすごく嬉しいです。

 鹿のお肉だけでなく皮もしっかり使うと自然にもやさしいし、動物たちの皮など最後まで使ってもらえると喜んでいると思います。」と言っていました。

 

 私、はやまゆ も比留川さんと一緒でジビエの勉強をしたり、鹿の仕掛けるところやジビエ料理、鹿革を使ったブックカバー作りなどを初めて見させてもらいました。長野に住んでいてもこうした仕事をしてないとジビエを食す機会もジビエのことを知る機会も意外と少ないんだなと実感しました。ジビエって最近よく耳にはしますが、実際にどういう問題があってどんな取り組みをしているかは、積極的にそういった取組をされている方のお話を聞かないと分からない部分も多いと思います。

 そういった意味では、今回貴重な経験ができたことに感謝です。捕獲された鹿のほとんどが埋められていて、鹿肉さえ使われていない現実を知って、比留川さんと同様に複雑な気持ちでした。こんなに鹿肉料理をおいしく味わえるのなら「山の恵みに感謝して」すべていただくことが鹿への供養にもなりますし、鹿の皮まで有効活用しようと考えた井野さんは素晴らしいと思います。若い女性ならではの視点からかわいらしいストラップやブックカバーを作りだして、とても鹿への思いが入っていますね。

 皆さんにも是非ジビエのことをもっと知っていただきたいです。

 今回の企画で比留川さんは山の恵みを知り、感謝していただくことを学びました。山奥の急斜面で、鹿のワナ猟を見学したり、暑い中、鹿肉を一生懸命焼いたり、最後は不器用と言いながら鹿の革のお裁縫をしたりとかなりのミッションを難なく挑戦している姿に感心してしまいました。

 次回もこんなにも一生懸命な姿を見せてくれるのでしょうか。どんどん彼女たちが成長していく姿を見守っていきたいと思います。

 

※次回は、信州 山ガールへの挑戦第三弾として荒井菜緒さんと藤本美帆さんが八ヶ岳登山に挑戦します。

 お楽しみ!!

 

<「オトメ☆の挑戦『信州山ガール』」プロジェクト 前回までの投稿はこちらです。>

① 【オトメ☆コーポレーションの挑戦】

⇒「オトメ☆の挑戦『信州 山ガール』」プロジェクト始動前のオトメ☆コーポレーションの皆さんへのインタビューの様子です。

② 【信州山ガールのカタチ】

⇒「信州 山ガール」を目指し、山ガールファッションアイテム選びの様子です。

③ 【「信州山の日」制定記念!『オトメ☆挑戦「信州山ガール」』プロジェクト始動!!】

  ⇒オトメ☆コーポレーションの山ガールファッションショーと「信州 山ガール」宣言の様子です。

④ 【「信州山ガール」に挑戦!!オトメ☆感動(涙)の『霧ヶ峰八島ヶ原湿原ガイドウォーク』】

  ⇒今回のプロジェクト第一弾の『霧ヶ峰八島ヶ原ガイドウォーク』の前半の様子です。

⑤ 「信州山ガール」に挑戦!!オトメ☆感動で(涙)の『霧ヶ峰八島ヶ原湿原ガイドウォーク』後半

  ⇒今回のプロジェクト第一弾の『霧ヶ峰八島ヶ原ガイドウォーク』の後半の様子です。

 

 

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