い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

山と生きる会

伊那市高遠町で炭窯をつくる人々の姿・・・。その正体は、ズバリ山と生きる会の皆さんです!

O

会の代表の、盛(もり)太志さんは東京から移り住み、伊那谷で林業の世界に飛び込みました。それから10年以上を経て、林業事業体「盛木材」を立ち上げ、高遠の森の中に可愛いらしい、木のお家を建てて住んでいらっしゃいます。

山と生きる会は、そんな実行力のある盛さんに共感して集まった、地域の若い人たち6名でつくる森林整備のボランティア団体です。

今年は新たな取り組みとして、森林整備で出材した間伐材を使って炭焼きに挑戦してみようと、炭窯づくりを始めました。

261216kiln2
炭窯づくりの師匠は、炭焼き名人の伊東 修さんです。

伊東さんといえば、小学生の頃から炭を焼き始め、これまで設計された炭窯の数は10基以上。

県内外から多くの希望者を受け入れて、炭焼き技術を伝承されている指導林家です。

 

上伊那の指導林家については、こちらの林務課のHPをご覧ください。↓
http://www.pref.nagano.lg.jp/kamichi/kamichi-rimmu/shokonorin/shidorinke.html

その伊東さん直伝とあって、炭窯づくりにも自然と力が入ります。

 
261216kiln3
これから、蓋の部分に取り掛かるところだそう。

レンガが積まれた土台のサイズからすると、かなり大きな窯ができ上がりそうです。

炭窯を作りながら、焼いた炭をどんなふうに使おうかと考えを巡らせるのも、楽しそうです。盛さんの頭の中には、炭を使った商品の開発や販路開拓と、夢の構想がどんどんふくらみます。 
 

 
O
いずれは炭窯周辺の森林の景観整備をして、様々な自然体験を楽しみに多くの人が集まる場所にしたいと、将来の夢を語る盛さん。

優しい瞳が、キラキラと輝いていました。素敵ですね。

炭窯づくりは、みんなに森に親しんでもらいたいという夢を実現するための、第一歩なのですね。

 

 
O盛さんを慕って、地元の若者だけでなく、都会からのIターンの方も集まってきます。

そんな、森が好きな、気の合った仲間たちとの炭窯づくり。

眺めているうちに、炭焼き小屋の柱ができあがってきました。

水溜りの表面が凍っていましたが、楽しくて、寒さも苦にならないようです。 

 
来年は、いよいよ炭焼き開始です!

 
この炭窯づくりには、「森林・山村多面的機能発揮対策交付金」が活用されています。化石燃料や化学肥料の普及で、関係が希薄になった地域の森林と人々とのつながりを取り戻すために、昨年度から始まった事業です。

経験者の高齢化で炭焼き技術の伝承が心配されていますが、伊那谷では、炭窯づくりから炭焼きに挑戦している若者の会が増えてきています。山と生きる会も、これからがとても楽しみな会です。

ぜひ、自然に親しみながら、先人から受け継がれてきた大切な炭焼き文化を後世へと繋いで、森を盛り上げていってほしいと願っています。

山と生きる会の活動について詳しくお知りになりたい方は、盛 太志(もり ふとし)さん(Tel/Fax 0265-94-1132   Email: mori@a1.rimnet.ne.jp)まで、ご連絡ください。

 
上伊那地方事務所 林務課からのレポートでした。

※「上伊那の森林レポート」のアーカイブは、上伊那地方事務所林務課のホームページ(URLは以下のとおり)からご覧ください。
 http://www.pref.nagano.lg.jp/kamichi/kamichi-rimmu/shokonorin/blog/h26.html

LINEで送る

このブログのトップへ