諏訪地域振興局企画振興課です。
令和４年10月１日（土）から開催されます【諏訪信仰と仏たち〜諏訪上下社神宮寺由来仏像一斉公開〜（略称：諏訪神仏プロジェクト）】の奉告祭が開催されました。

※奉告祭の前に行われた僧侶行列の様子

上社前の大通りで行われた僧侶行列はまさに圧巻の光景でした。沿道には多くの方がカメラを構え写真撮影をしたり、手を合わせその神々しい光景を拝まれたりしていました。

かつて日本では神様と仏様は一体のものとして信仰されており、ここ諏訪でも上社・下社にそれぞれ付属寺院が併設され多くの仏像が祀られていたそうです。しかし、明治時代を迎えた頃、新政府は「神仏判然令」を発令し、一体だった神様と仏様をそれぞれ別の道を歩ませることにしました。そして、多くの仏像は人々の手によって諏訪地域の各寺院に移されたようです。それが今から150年前の出来事になります。

今回のプロジェクトは諏訪の地の神様と仏様が共存したかつての姿を振り返るもの。
周辺寺院で大事に保管されてきた諏訪大社ゆかりの仏像・仏具が一斉公開されます。

開催期間　2022年10月１日（土）から2022年11月27日（日）
会場　　　諏訪地域社寺25箇所、諏訪市博物館、下諏訪町立諏訪湖博物館
※詳しくは以下のホームページをご参照ください。
https://suwa-tabi.jp/suwa-shinbutsupj/

諏訪大社の神さまと仏さまが150年ぶりに再会するこちらのプロジェクト。皆様もぜひ会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。