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水鳥たちを泣かせるモノ――バードフェスティバル諏訪2――

こうした回収作業は134回にのぼり、
集めたテグスは199本となりました。

今回の展示はそのテグスの一部を
集めたものです。

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【安全な水辺のために】

林さんのテグス回収は2007年で一区切りとなり、
以降は気が付いたときに行っているそうです。

10年にわたる回収作業のおかげで
回収されるテグスの本数が減ってきたからです。

また、ワカサギ釣りのドーム船の普及も
放置テグスの減少に一役買いました。

昔は吹きさらしのボートで
ワカサギ釣りをすることが多く、
手がかじかんだ釣り人の中には
いくつもの針がついた糸をまとめるのが面倒で
切って捨てた人もいたと言われているからです。

しかし一時期より減ったとは言え、
今でも諏訪湖ではテグスにからまった野鳥が
発見されることがあります。

林さんはこう危惧します。
「国内の水辺で年間に命を落とす鳥が
どれほどいることでしょう!
4ケタはあると予想します。
さらに死んだ鳥を捕食する動物を含めると、
被害はもっと増えるでしょうね」

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