1996年と言えば、オオワシのグルが
初めて諏訪湖に飛来した年ですね。
そのとき林さんは
「諏訪湖を訪れる野鳥たちのためにも、
水辺の危険を除去しなければ!」と
一念発起したのだそうです。
しかしテグスは岸辺の岩などに
ひっかかっていることが多いため、
岩と岩との間をまさぐるようにして
回収しなければなりません。
しかも釣り針がついているので
とっても危険な作業。
林さん自身も釣り針で
指を切ってしまったことがあるそうです。
(実際、諏訪湖の漁師さんたちも
投網をたぐり寄せる時、
網にからまった釣り針で
手をけがすることがあるそうです)
湖面に漂っているテグスは
大風のときに岸辺に吹き寄せられて
水草にからまっていることが多いので、
林さんは大風の後を狙って
風下の岸部で回収したりしたそうです。
作業は白樺湖や蓼の海、いずみ湖、
明王池、上川でも行なわれました。
このブログや記事に関するお問い合わせ窓口
諏訪地域振興局 総務管理課
TEL:0266-57-2903
FAX:0266-57-2904