2013.12.18 [ 【目】自然・景観 ]
ふるさと信州風景百選について(Vol.1)
県では信州の美しい農村風景を集めて「ふるさと信州風景百選」を刊行し、本県の魅力を県内外に発信するため、「信州らしさ」や「ふるさと」が実感できる農村風景の写真を募集しています。
引き続き平成26年4月30日まで募集(後期分)していますので、是非ご応募をお願いします。詳しい応募要領等はこちらをご覧ください。
さて、諏訪地域では9月30日までにご応募いただいた分(前期分)を対象に、
一般公募による委員46名を含む諏訪地域選定委員会を開催し、応募件数48点の中から16点を選定、全県の総合審査に提出しました。
【選定委員会の風景】
選定された風景写真の中から諏訪地域の魅力、ビュースポットを3回に分けてご紹介します。
◇やっとこ漁夕景(【撮影地点】岡谷市権現町3丁目)
諏訪盆地と言えば諏訪湖ですが、その諏訪湖で春から夏にかけて行われる四ツ手網漁は、産卵の為に湖岸付近に集まるコイやフナなどを一網打尽にする伝統漁法です。段々に数が減り貴重な漁法となりつつありますが、忘れてはならない諏訪の風物詩のひとつといえます。
◇諏訪湖と山々を望む湊の田園(【撮影地点】岡谷市湊五丁目)
この地区は栃久保地区と呼ばれ、岡谷市南部に位置する湊地区の山間傾斜地にある標高840mの農業振興地域です。湊地区ならではの急斜面を登った道脇の平地には、有志によって作られた丸太の椅子とテーブルが並べられ、青い空と諏訪湖、緑の山々を背景に田園風景を楽しむことができます。
◇諏訪市上野集落の風物詩 上野大根(【撮影地点】諏訪市上野地区)
諏訪市上野地区は諏訪盆地から有賀峠を越えて少し下った所にありますが、上野大根は長い歴史を持つ伝統野菜で、主に沢庵などに加工され出荷されます。天日干しの風景など、この上野集落でしか見られない農村風景です。
◇そば畑と白い雲(【撮影地点】原村柏木地区阿久信号上)
柏木区は、原村の西方に位置し標高900~950メートル前後に展開している地域です。
東側には八ヶ岳がとても雄大に見え、西側には槍ヶ岳をはじめ北アルプスと諏訪湖が映える眺望の良い場所です。同区では、冷涼な気候をいかし、おいしい高原野菜やソバの栽培などが行われています。
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