2013.12.19 [ 【目】自然・景観 ]
ふるさと信州風景百選について(Vol.2)
「ふるさと信州風景百選」の募集写真のうち、9月30日までにご応募いただいた分(前期分)を対象に、諏訪地域選定委員会で選定された風景写真の中から、諏訪地域の魅力、ビュースポットを3回に分けてご紹介しています。
◇風除けの松と田園(【撮影地点】茅野市湖東新井 芹ヶ沢南交差点の南)
茅野市の「風除けの松」は江戸時代に八ヶ岳山麓の水田を風害から守るためにつくられた防風林です。巨大な松の木を見ると先人の知恵とこれまで大切に守ってきた地域の人々の苦労が偲ばれます。
◇黄金色の稲穂とかかし(【撮影地点】原村室内地区)
室内地区は、原村の中央からわずかに南西に位置しています。
区の「室内むらづくり委員会」では、様々な農村環境整備活動を行っており、写真は毎年開催している「かかしコンテスト」の風景です。
◇万治の石仏(【撮影地点】下諏訪町東山田社6912番地付近)
「万治の石仏」と呼ばれているこの石仏は、画家の岡本太郎氏や作家の新田次郎氏の高い評価を頂き、全国に紹介され知られるところとなりました。高さ2mほどの自然石にちょこんと頭がのったユニークな姿は、ひっそりと静寂に包まれてはいるものの不思議な懐かしみとユーモアを感じさせます。春には花が咲き誇り、秋には稲穂が黄金色に輝く、四季折々の景色の中で、人と町を見守るように静かに鎮座しています。
◇秋深まる高原(【撮影地点】八ヶ岳ズームライン傍 深山信号付近)
中新田区は、原村の南東に位置しています。
区内を通るズームライン沿線やエコーライン沿線は、屋外広告物が規制され、自然と調和した景観形成が進められています。
八ヶ岳ズームライン横から見る八ヶ岳と、秋も深まり白樺の紅葉がとてもきれいで冠雪した八ヶ岳に彩りを添えています。
◇萩倉の農村風景(【撮影地点】下諏訪町萩倉 東俣川沿い)
萩倉は、豊かな四季が印象的な東俣川と、そこへ流れ込む多くの沢に沿った集落です。
この写真は豊かな森と下諏訪の水源である豊富な水に恵まれた萩倉ならではの棚田の風景、里山に囲まれた集落地の田園風景がゆったりとした時の流れを映し出し、市街地の喧噪を忘れさせます。
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