2012.05.11 [ 【目】自然・景観 ]
ニホンジカから守るために
諏訪地域はニホンジカによる農林業や高山植物などの食害による被害が増大しています。霧ヶ峰高原でも、ニッコウキスゲをはじめ貴重な高原植物にも食害が発生しているため、様々な防止対策を行っています。
5月8日、霧ヶ峰・八島ヶ原湿原でシカによる高山植物などの被害を防ぐため、防鹿柵設置作業を行いました。
支柱を打ち込み、フェンスを張ります。
今回は、霧ヶ峰自然環境保全協議会の県・国・市町の自治体職員により、シカが既設の柵を飛び越えてしまう箇所を補強するため、4ヶ所約400mに二重の柵を設置しました。
少しでも霧ヶ峰高原の自然も守るため、地道な作業ですが取り組みます。
16日にも車山肩ニッコウキスゲ群落で電気柵等の設置作業を行う予定です。
また、ひのきなど樹皮の食害も拡大しています。樹木を守るためネット撒き作業も必要になってきます。
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